好きな作家の一人〜
村上春樹に「納屋を焼く」の初期作品がある・・それのもじりでエントリーのお題に頂いた・・勝手に。
この納屋の年月を経たこなれた具合が好いと思う、芽吹きを見せ始めた柳の柔らかなレースが、密やかな風に流れてトタン屋根にしなだれかかる〜
ポッポと梅の花が咲いて、華やかな春色を添えている、後方の神社の木立の森を背景に置いて、全体から眠気を誘うような風景に仕上がっている・・風は未だ冷たい。
ー実際問題として男にはシェルター(避難所)的な、あばら屋が必要で〜作りかけの半製品・買ってしまった不要な工具類・拾って来た棒板切れ・何処かの古地図・
塩山で掘り出した水晶の塊・ガラス空き瓶・微笑む女優の写真・曲がった鉄管など
・・使用目的の定まらない雑多な物で終わらない夢の続きを描く空間。
散らばった床のゴミを背を丸め集めて燃やす楽しみ〜ホコリ臭いそんな場所がー
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