この角地の家は建築の当初から気になる存在だった〜
空き地に土が山盛りされていたり、工事が遅々としてすすまず・・やっと骨組みが建ちあがっても、壁面を埋めるのに時間がかかっていたりした。
窓に抜いた箇所から壁の厚さが見えると、壁が普通のコンクリートではなく、土の要素を多量に含んだ壁土素材だとの判断が出来た。
どうやら一般住宅ではなく、建築設計OFFICEらしいこの家は、完成して一年になるのに、壁に湿気を感じさせる土色のにじみを見て取れる・・呼吸する家なのか。
土の生命力を内包する〜そういう天然素材なのだろう。
1階の玄関と窓上に幅広く突き出した庇の部分と、屋根の上にも雑草??が密に繁っている、そして屋根の上にと登る水色にペイントされた鉄骨階段の華奢に曲折した組み立て方が、私的にはとても気に入っているのです・・。
今年の夏の猛暑にも草は枯れずに育って伸び・・今は秋風を受けてそよいでいる!!
ー成城大のキャンパスからも近い角地に建っていて、横の道から始まる坂を下ると・・
稲荷山橋にでる、対岸は祖師谷の丘で住宅地が広がっている・・ー
【場所】世田谷区成城7丁目〜
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投稿情報: lppktduu | 2012年12 月15日 (土) 10:07