ここ千鳥が淵での花見は何度訪れても、美事な眺めで本当に来て良かったと思う。
幾重にも重なる桜・サクラ・さくらの下を花見客になって皆さんと、そぞろ歩き出来る喜びと浮かれた気分が楽々楽し! 今はもう残念乍ら無くなった「フェアモントホテル」のCafe'テーブルでしばしの時を過ごしたい、そしてその後で鍋割り坂(名前が好き)へと歩を進める〜新築され背の伸びた・・赤い色が問題の「イタリア文化会館」が目に映るが、夕暮れの中で見るからか嫌な感じは受けない、桜とお似合いに思える。
九段のー牛が淵ーを眺望する場所に着くと薄暗く陰った濠に、ビルの反射する明りが映り、華やかで妖しい空気を漂わせていた。 確か北斎の浮世絵に描かれた牛が淵の風景(思いっきりモダンで立体的な遠近法を用いた・・大胆な構図)は其のまま、今もこの地に存在している。
ーさて・・帰り道は暁星小学校前の二合半坂(名が好き)を酒も飲まずに’ゆるゆる駅へと歩きましょうー
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