五月のG,Wが過ぎてやっと元の生活時間が戻って来た今日は、春雨が昼〜夜へと切れ々に降り続いて少し肌寒さを覚えた。
昼から御徒町へ出て仕事関係の用を全て終えた・・傘が邪魔で外歩きは早々に切り上げて、近々に大改装をすると新聞発表のあった広小路の老舗デパート「松坂屋」へと入る。 地下の食品街で幾つか買物選び、B2の本屋で新刊書籍の立ち読みをしてから「みはし」と染め抜いた暖簾をくぐる、メイド服に似た服の女店員に、みつ豆にアイスのトッピングを注文する。
大振りの鉢にヴォリュームの具が色とりどりに犇めき合って盛られて運ばれて来る。
その中の寒天は昨年健康食材として大ブームを巻き起こした。
そしてこの半透明なキューヴは私の遠い思い出を手元に招き寄せる。
子供の頃に母の実家の函館から原料のテングサが大量に送られて来た、大鍋でそれを煮出して、布袋でしぼる1・2・3番液とそれぞれを器に流し固める、ひと掴みのテングサから濃〜淡の驚く程の量の寒天が作れて〜心太にして酢醤油をかけてどんぶり鉢で食べ飽きるまで・・喰らう・・喉奥が酢焼けするほどに・・。
ートコロテンが最近は何処のスーパーでもパックされて売られている、こんなタダ見たいな材料で簡単に作れるのに金を払うのか〜と思っても買って帰る夜の道ー
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