【台東区元浅草2丁目あたり】
Tokyoメトロ銀座線の稲荷町駅を外に出て〜
足の向くまま無指向に歩き進むと「下町風俗資料館ー入館料300円」
などで見学するよりも・・昭和初期の東京下町の生活ぶりが〜
色濃く染み込んだ長屋などの建物が現存する街並に・・・
何の抵抗も無くスルリと入り込む事が出来る。
■波板トタン張りの建物全体が風化したサビで覆われている〜
三軒長屋のこの家も・・清洲橋通りからチョイと入った場所にある、
2階に出ている錆び付いた看板の文字は年月で溶け流されて・・
・・商店だけが判読出来る程度に残っている。
■側面1階の窓も完全に塞がって明かり取りの役目を放棄して〜
その形状だけが遺跡化して付着している・・。
さらに裏の出入り口あたりの造作を見ると先端を失った煙突が〜
外をうかがう玩具の潜望鏡のように出ている小屋根がある・・
多分シロウト大工で継ぎ足した洗い場でもあるのでしょう。
ーふと・・この家の玄関に訪れた事があった様な気がして来た〜
彫り師の野沢さんの家族が住んでいて何度か銭湯で一緒になった事も???
いや野沢家はもっと稲荷町駅に近く・・江戸釣り竿「東作」の裏に当たる〜
三軒長屋で子供は男ばかりの3兄弟が暮らしていたんだ・・思い出したー
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