「暗雲急な甲州街道」

【西新宿一丁目交叉点のあたり】

今週の始めは、一日中にわたり春の嵐が東京上空を不安な色で染めていた！

新宿駅南口から渡った甲州街道の交叉点の位置に午後の4：30分頃・・
人と車の流れを傍観者として立っていた。
暗雲が流動する空と無車無人の路上を被写体に収めようと、タイミングを計ってしばし待つ〜駅まで伸びる路上が空虚になる一瞬は信号が入れ替わるわずかな隙間にしか訪れない。遠くの上空から時おり風に吹き飛ばされ落ちて来る雨粒を受けながらシャツターを押した！

今年始めて「ソフマップ」西口店を訪問する、横から上がる狭い階段は新機種やソフトなどの情報が数々貼られて埋まっていた「宛名職人Ver.14」を手にし・・迷ったが買わずに一巡して外に出る。

横丁から横丁へと西口繁華街はやたらと姦しい〜
角の旅行会社・携帯shop・うどん立食い店・ゲーム店・焼肉店・寿司屋・喫茶店・ドラッグストア・アジア＆アフリカ料理店・ラーメン屋・大きな看板の電気量販店・・と歩を進める先々に立ち現れて来る。

ーその全ての背景に都庁を中心にした高層ビル群が控えている〜
　夕暮れが近くなりカガヤキを増したネオン照明が、人々の流れが、
　信号が、歩道が、ビルの影が、ポスターの美女が・・
　夜へのセッションを奏で始める時間帯だー