【世田谷区砧八丁目辺り】
今週はアメリカの大学キャンパスで韓国の学生による銃での大量殺人があったり、日本でも選挙中の長崎県知事が射殺されたり、都下の町田では暴力団員が殺人した後に長時間の立てこもり事件があったりと、物騒な出来事が連続して起きた一週間だった。
地上には南風のエネルギーに目を覚ましたように、草花の生命力の強さが日常生活の隅々で見受けられる。日々手入れを怠らない家々の庭では勿論の事、ほったらかしの場所のあちこち・・人が往来する道端に、工事中の資材置き場の物陰に、流れの岸辺に、ブロック塀のすき間にと・・名も知れない草や花達も時節が到来したとばかりに、新芽を競うばかりに伸ばしては黄・紫の小花を咲かて得意顔をしている。
この空き家とおぼしき古民家が蔓植物に覆われて喰われている状態をしている〜
「for-RENT」のプラ看板が金網に付けられてあり、建て替えるまでの期間を貸すとの事のようだ・・それにしても古くて荒れて傾いているし、借り手が現れるとは思えない。
昭和の初め頃の田舎の農家に見えて来る〜そう云えば世田谷は今でも農地が散在していて無人販売で穫れたての野菜が買えるのです。
ーちなみに地名になっている「砧」とは麻などの布織物を打って柔らかにする為の、木や石の道具類の事を云うので・・一昔二昔それ以前の畑と川の丘陵地の風景と人達の日常生活が見えて来そうな気がしてくる・・ー
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