この庭園はその昔に江戸名園の一つに数えられていた〜
明治時代に安田善次郎の所有する事になり・・
現在でもその名が付けられている。
さらに大正〜昭和の時代に震災などの被害や公害の影響を受けて、名園の面影を失った時期もあったそうですが、
墨田区が全面的に改修工事を行った結果・・
平成8年に東京都の文化財に指定を受けている。
ーJR総武線両国駅下車ー徒歩7分(午前9時〜午後4時30分まで)入園無料。
両国橋へと向う庭園西出口から200mの場所に巨大な国技館の姿がある。
園内には緑の樹木が多く、池の周りを一周する自然の起伏に富んだ変化を見せる和の風景は木陰の散策も・・ベンチに座って眺めても良いリラクゼーションに適した公園として今も人々に愛される名庭園と云える。
下校時間になったようで、辺りには幾つかの学校があり黒ズボン&白シャツの中高生達が3・4人のグループで何組も次々やって来て、池の周囲に置かれた自然石の石組みがある高低差を飛び越えたりして慣れた動作で通り抜けて行く。
「水門跡」本園は潮入回遊式庭園で隅田川の水を水門から池に導き〜
その自然な干満の差を利用して水位の変化で浮き沈みする・・
池の景色の変化を楽しむ、世界でも例を見ない手法〜との立て札がある。
〜水門のこの場所は雑木に埋もれていて捜すには少々の注意が必要〜
ー朱塗りの太鼓橋から若い母と子が持参したエサを池にパラパラ投げている・・
見る間に大小無数の鯉が集って来て水面が揺れて盛りあがる〜
池の濁った緑の水中に黒と赤と金のウロコがグルリ回転模様を描くー
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