バスや大型車輌が走る大通りと、家の横から車が頻繁に出入りする角地に建つと言う条件がそうさせるのか・・この住宅では外部の壁の凹凸が際立った外観をしている。
この家の前を通る小田急バスは、始発の成城駅から仙川を経由して野川大橋を越えて品川通りをひた走ると・・調布駅南口に到達する。
この家の住人は家の周囲にグリーンを植え込み、季節の花々を咲かせたりの心配りをして、小ギレイに手入れの行き届いた住まい方をしている。
この角から曲がって入ると、ナス・キュウリ・いんげん豆が実る畑が広がっている〜
その畑の間の小路をゆくと、深い竹薮の農道が秘めやかにあり・・
その先のバス通りまでも、切れずに細く続く、抜け道になっている。
この家の前から信号を渡つた反対側に目を向けると〜右にフェンス囲いの高校のグランドと、左には緑の深い木立の道が奥へと向い伸びている。
その木立の先には〜崖の坂を下りてからしばらく行くと、カボチャ絵の巨匠・・
「武者小路実篤記念館」へと辿る谷間の道になっている。
ーもしかして武者小路実篤さんも、坂を上がり来てこの角を曲がり・・
この辺りの農道を散策したのかも知れない・・秋風の気配にそんな思いがしたー
【場所】調布市若葉町バス通り〜
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