或る日、いつも便利な近道として通っている道筋を入って行くと〜
4・5軒の家がスポッ!と抜けてなくなり、地面が剥き出しになっていた。
冬の曇った空の下で・・一層の肌寒さを感じてしまった。
でもそこに??と思いたくなる形の家屋が、更地の奥の向うに姿を現していたのだ。
写真でも判るように、トタン張りの大屋根の2階屋は全体に丸味の勾配があり・・
昔の藁葺き屋根の優しい温もりの表情を見せている。
1階の山の様に大きな屋根の中央には、庇が出て2階の窓部分が造られているが〜
その上に3階?の小屋根も乗っている。
今見えているのが裏にあたる北側であり、南の表側へと廻ってゆく道を知らない。
考えるに袋小路や突き当たりの生け垣あたりから、出入りすると思われる〜?
それにしてもデカイ存在感あるこの家屋に、どんな住人が暮らしているのだろうか?
ーこの辺りは高級住宅地域で、表通りにはビックなマンションが幾つも建っている、
地理的には熟知のつもりでも、未知の建物の出現(撤去した建物によって)を・・
知って驚かされたりする・・だから街歩きは面白いと言える・・ー
【場所】成城七丁目あたり・・
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