土地とは言っても郊外でも原野の草原でもなく、ここは私鉄駅前〜
午後10時の春夜の駅前には今日1日、朝・昼・夕の喧騒を終えて・・・
しっとりした空気の気配が漂い、或る種の落着きの表情を見せている!!
全面ガラス張りの、駅ビル角の1階にCafe'&レストランが未だ営業しており〜
この時間手に入れた自分の休息の地として、しばし憩う女性の姿がそこにある。
内外を隔てる分厚いガラスの無機質な彼方には、駅から出て来る客を待つ〜
タクシーの列が車内灯の目をオレンジに光らせて、息を休ませている。
少し前まで明々と照らしていた、駅ナカShopも大半はすでに照明を落としていて〜
この時間はブラインドを閉じてCLOSEDの休息札をドア前に出している。
ー自分自身のカラダを思えば、全身を巡る神経も休息を求めるこの夜の時間帯は〜
副交感神経にチャンネルが切替わっているから、素直にカムバック自分の休息の地にー
【場所】小田急線成城駅北口にて
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