冷雨浸む古家にトタンに煙突に！

すずらん通り商店街は生活通り〜
大きなスーパーは無く、八百屋が、電気屋が，酒屋が・・
Newなヘアーサロンが数店あり、古本屋もある。
パン屋さん、和菓子店，焼き鳥屋、飲食店、赤提灯・・
経堂が最近はラーメン激戦区と呼ばれているらしく〜
ぶらり来る間にも，出汁が匂う数軒の前を通った！！

小雨のすずらん通りをしばらく歩いて来て，車の通れる横道に曲がった所に出現したのが、かなり老朽化のおびただしい、この木造モルタル＆サビ色トタンの建物だった。

この古家の全体を見ると三つの使われ方だった様子が伺えるのだが〜まず右側の玄関棟は経営者ファミリーが暮らす、木造モルタルの２階建て住宅。

ブロック塀に囲まれた中央のサビ色が幾層にも重なるトタン造りの建物は、作業場として使われていたらしく、屋根の高所には横にガラス窓が何枚も並んでいる。
室内で何らかの作業する為の、明かり取り用に設計されているのだ。

サビ黒の煙突がサビ屋根の上に数本もあるし、サビ変色のトタン壁面からも横に突き出ている事からも、何か熱処理を必要とする食品の生産工場だったのではと考える。

ー左側に２階建てが見えるのは，従業員用のアパートなのかも知れない〜
通りかかった傘の女性が駅前通りに抜けてゆくらしいが・・・
冷たい雨に濡れそぼるこの古家が、何を作っていたのか少々気になるのだった・・ー

【場所】すずらん通りから横へ