明るい時間に都心に出てゆき、この並木に帰ると日暮れになっていた〜
道には武骨にも見えるイチョウの黒い裸木の列がつづくが・・
イチョウは落葉樹だから、冬の今は休眠して養分を蓄えているのだろう!!
この成城学園前の銀杏並木との付き合いも20年になるのかな〜
毎年のように春には若い芽吹きを見て,秋には燃える紅葉を見ている・・。
夏には濃密に繁った幾億万枚のイチョウ葉が、緑陰を道路に落として〜
涼風の流れを生んで、この街に人々に恩恵をもたらしてくれている。
ー客をつかまえにタクシーが、並木の交差点をキュルル’と曲がって駅前へと向う〜
車のヘッドライトが、街角の Shopの窓ガラスに当たって反射すると・・・
暮れて暗さを増した道に、光りの粒子を散らして過ぎてゆく・・ー
【場所】世田谷区成城
コメント