今か今かと桜の開花が待たるる東京の〜
世田谷の成城桜並木の奥にこの邸宅はある、
並木道に面したコンクリートの外壁は無機質な感じでも・・
建物の角に円味を持たせたりと、ソフトな表情を見せている!!
堂々と道に植わる桜の古木の数本が、枝を拡げて建物に抽象の影を描いている。
また外周に設置した植え込みの間から、てんでに延びたアイビー蔦を壁に這わせる等の、自然な生命力をそのままに甘受している。
外部からのガードとして階下から上階にかけ、堅牢なコンクリートを多用しているが〜
上階はレンガを使用したコントラストで、配色の美観を演出するとともにハードで強固な住宅の構成を掌握している。
2階の東側に向いた窓のある壁面には、木材を使ってある等と・・・
建物の全体に変化のある素材を駆使した、硬軟を併せ持った設計がなされている。
ー美的で、住み良さと安全とを確保した住宅の建設費用は、高額な事は勿論で〜
しかも成城の中心地区の、閑静なこの辺りの土地代がプラスされるのだから・・
住居はそこに住む人の人間性が投影されると云うから・・リッチな人なんだろうー
ここは’〜世田谷区成城7丁目
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