看板建築(一般にはそう呼ばれている・・)の三軒長屋が〜
この辺りにあるのは、大分以前から知っていた。
他県や東京郊外にある建築物歴史館とか建物公園とかに、
保存された華美で立派な看板建築とは違ってこの街に暮らす人と・・
共に今の時代をかなりの老体で生き抜いて来ている!!
左角は誰が見てもパンやであり[coca cola]の大きな看板が正面と横の壁面にもあり〜
新しい時はミスマッチだったと思うが、今の風景には欠かせない存在になっている。
右隣りの中央は飲食店だろう、換気扇と空調機が外に取り付けてあるし、ガラス窓にラーメンの文字が読める。
一番右の三軒目は玄関横の窓にビニールの簾がさがった普通の家の様子にみえる〜
でも勤め人ではなく奥の部屋で、何かの専門作業をする家かとも思う、台東区はそんな専門職の家が多いのだから。
この建築物の特徴は誰が見ても分かるように、耐火性を考慮した家の造りであり〜
例えば関東大震災を引き合いに出さずとも大火等の際の為に、金属のヨロイを壁に着せている。また軒を前面に張り出さずに平坦な壁の店前にして街路を広く確保するとの配慮でもあり、それを建築家ではなく大工棟梁さんがその場所の地形なり土地事情で街々に建てたのだ。
ー自分は建築知識は別にして、興味を覚えた家建物すまいを素直に記しています〜
と云うのは、にわかにネットで調べた文章のコピーには何の魅力も憶えないから・・ー
ここは’〜台東4丁目ー7
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