前庭に木蓮の花が咲くこのオリーブの家は、南に向いた外の道から奥へと三連の屋根が兄弟のように肩を組んで並び、土地に根をはった様に安定して建っている。
かなり広い敷地の左半分にはオリーブの樹々が何10本と植わったオリーブ畑のようで、今しがた射しはじめた西陽を受けて手前にある大きなオリーブの枝先の影が、この家の玄関前から壁面に揺らいで映っている!!
オリーブの家と名付けたのは、オリーブの畑とオリーブグリーンの家を見たままの呼び方であり、何の文句は無いだろう。建築設計Designはトータルに発揮されてあって、外周の塀にPOSTが組み込まれる等と面白く、他所では見られない造りとなっている。
土地の事情を考慮して狭い土地に2〜3階かそれ以上の階を建てる事が一般に行われているが、このオリーブの家はゆとりの平屋建てなのだ。太い梁がわたる天井の高い室内スペースには、ロフト等の箇所が設けてあるのが推察できるが、こちらに向いた高所の出窓の形状がカバーされた様子であり、それが何でか理解できない・・。
ーオリーブの実る頃に、再びこのオリーブの家に訪れてみたいと思っている〜
自宅の木は実が成らないから、豊かに実ったオリーブの家の風景を確かめたいのですー
ここは’〜世田谷区成城−9
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