鞍橋から渡って来た人達を待ち受けるように、高台に建つ家々が茜色の夕陽をうすく浴びて、正面に構えている。
この家々の後方あたりに「釣り鐘池」があって、2年に1度ぐらいの割合いで行くと、迷って辿り着けない事がある!!
この地域の道は、川の流域に沿った道、高台へと上がる道、S字状にグルリと廻り込む道、さらに高低差がからみ合ったりするから一筋縄にはゆかない。
閑静な住宅地だから目印となるような商店も見当たらない等の極めて曖昧な場所で、方向を見失ないやすく感覚を狂わされてしまう・・迷いを誘発するエリアなのです。
背の高い樹木が多くある傾斜面の地形に建っている特性を生かし取り入れた、個性的な住居があるこの辺りを2年前にブログに書いているけれども・・この季節に訪れるとまた以前とは一つ違った景色だと感じた。
今日来て見ると写真から切れた左隣りでは、少々変わった住宅の新築工事が行われている等の変化が見て取れるから眼が離せないし、その新築なった家の姿も確認したいと思う。
ー現在は秋〜春と枝葉が落ちて未だ風通しの良い風景が見えているけれども〜
ソロソロ旺盛な緑の芽吹きが始まって、地上に草花、樹々に枝葉がみっしリと繁ると・・
建物の殆ど半分は緑陰の内部に没するだろう・・ー
ここは’〜世田谷区祖師谷-4丁目あたり
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