畑と云っても公園内の一隅にある原っぱであり〜
葉のグリーンがうねる波間に、ピンク、うす紫、バーミリオンと・・
無数のポピーの花々が、初夏の風に吹かれてなびいては、
てんでに揺れる様を目前にすると、軽くめまいを覚ゆ!!
ポピーの和名は「雛芥子」で、ケシの中でも小さく可愛いとの意味で名付けられている。
雛芥子の花は、まるで薄く漉いた和紙で作られた造花のようにも見えたりする〜
50〜80cmの高さに伸びる、一年草の植物なのです。
歌手のアグネスチャンのヒット曲、丘の上ヒナゲシの花で〜が一般的に良く知られている。
スペインでは「アマポーラ」、フランスでは「コクリコ」の名で呼ばれ親しまれている。
虞美人草とも呼ぶのは絶世の美人の意味で、中国の伝説に由来しているらしい・・。
[ TEto'TE ] Seijo店の棚にポピーのドライが、十数本束ねて飾ってある。
昨年この公園で咲き終わったのを一掴みつまんで持ち帰り、そのままにして置いたらドライになった、このユニークなフォルムが何とも良い形で面白い・・。
コッポリと結実した壷状の上に傘と云うか、皿状のキャツプを冠った姿が気に入っている。
ーアンパンの上にのって食べられているのがポピーシード・・ヒナゲシの種なのです〜
この細かな粒々から、芥子粒と形容される小さな物の意味に使われる言葉が生まれているー
ここは’〜世田谷区の都立祖師谷公園にて
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