首をのばせば川が望めるここ祖師谷の丘では〜
冬に落葉した木々にミドリ葉がリセットを完了したようで・・
地上と大樹とを結ぶミドリもグンと深まりを見せて来ているから、
傾斜面に建つ家々は濃密なミドリの中に半身を没している!!
空に向ってのびる樹木の胴には「保存樹木・指定」のボードが巻かれてある。
そのような大木が何本もあるこの丘の辺りに建つ家々は、豪邸と呼ぶに相応しい規模であり、特異な傾斜地の高低差を考慮した安全性の設計が成されているのだろう。
そんなミドリ豊かにあふるるこの丘に、手入れの行き届かないつる草の繁茂する家は皆無だろうと思っていた。ところがそんな思いを見事に裏切ってくれた嬉しい誤算の、草喰われの物件が発見できたのだ。
下の車庫から階段状に上へ上へと建造された住居の一番手前の家屋を見ると、壁面がつる草で包囲されており、そのパワーは止まらずに未だ先へと勢力範囲を押し広げている。
大きく四方に枝を広げる大樹の幹にも、つる草は見境無しに巻き付いている〜その幹の出所を目で追い求めると・・何と家屋の屋根の内部から突き抜け出ているのをこの日に目撃した。
ーこの大樹がある住居下の道は、曲り角に位置しているから〜
大きな目玉のようなミラー円盤が、路上に一本足で、立たされてあった・・ー
ここは’〜世田谷区祖師谷−5あたり
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