[Rappo' Land blog]

九月-西新宿の街角

高層ビルが林立する九月の西新宿を歩いていると、八月に新宿の街を歩いてなかった自分に気付いた。
駅の周辺では乗降客や買物客の混雑を見て来たが、碁盤の目に切られた西新宿の午後の路上は、人の流れは少なく疎らであり、日盛りの街はジリリ秋の陽光を浴びていた！！

表通りから入って来た角の店は、トロケそうな少女マンガ絵の看板が掲げてあるから、ソープ系の店かと思ったらパチンコ店で、外に多量の自転車がスキ間無くずらりと並んでいる事からも、店内は満員状態だと云う事が分かる。

副都心の新宿は東京都庁をはじめとする巨大なオフィース街を形成するから、パソコン関連及び電化製品のサクラヤ＆ヨドバシ等の量販店が街の一角を占めている。

そう云えば今年の夏は新宿へ来ても私鉄からJRへと乗り換える為に駅中を通過するだけで、駅外の地面へと足を踏み出す事がなかった。

だから九月の秋のこの日に、西新宿の路上を歩いていると・・
ちょつとばかり興奮している自分がいる。

◆それと駅近くのビルの店へは地下からエスカレーター＆エレベーターを使って〜
一切地上へ上がらずに往復する事もあり、ビルの窓から眼下の街を眺めたりした・・◆

ここは’〜西新宿一丁目の路上

September新宿の空

　

JR新宿駅の南口からポンと出た所は甲州街道であり〜
そして山手線や中央線などの上に架かる新宿陸橋の上でもある、
工事用のフェンスに囲まれたこちら側は翳って暗いが・・
見上げる向うの空はスコーンと高く抜け切っており、
これが秋の空ですと言わんばかりだ！！

サザンテラスを見下ろすように高島屋デパート、東急ハンズ、紀伊国屋の・・
ビル壁が屏風となって連なっている。
新宿の空には不可欠なNTTドコモの塔が突っ立つ彼方の青には〜
白雲のアンフォルメが瞬時にカタチを変容させては、飛びつ流れつしてゆく・・。

甲州街道沿いのソフマップ３号店に寄ってから、西新宿の繁華街に侵入すると〜
タテヨコ左右から集まる道の両側を埋めるようにして・・焼き肉ホルモン、らーめん屋、酒場のチェーン店、スポーツ用品店、麻雀荘、喫茶店・・と無秩序に寄せ集まっている界隈の彼方には、東京モード学院の姿がスンナリとあった。

◆この日も南口の街道沿いの舗道は、鉄パイプを組んだ工事中の様子であり〜
辺りにホコリっぽい空気が漂っていたが、何の工事で、いつまで続く工事なんだ・・◆

ここは’〜新宿南口＆西新宿繁華街の路上

乗車券売り場の景

駅前が予想以上に暑いのは、広場を四方から取り囲んだビルの照りかえしが原因なんだろうと思う。
駅構内へと一歩踏み入れば、南〜北へと行き来するワイドな通路となっており、抜けてゆく風は涼しいと感じた！！

この日は自分がいつも「SUICA」に金額を追加する券売機の所に、男子中学生の四五人が集まってふさがれていたから・・少々待ってから金額を入れた・・毎回￥1000〜￥2000を追加する。

子供は駅に来ると、キップを自分の手で買いたがるが、手が届かないと焦れたりして〜母親を困らせたり手こずらせる・・そんな昔からの愛らしい風景は今も変わらない・・。

壁に小田急線の全駅の略図と料金を記したボードが掲げてあるが、カードを使ってからはあまり見る事が無くなった。最近カミさんが「PASMO」にチェンジしたら〜最初に￥500取られたとの事だった・・「SUICA」とどんな違いがあるのだろう。

カード社会の今の時代は持ち金を全てカードに追加して、コンビニ等ではカードで日常の買物をしている人達がいるらしい・・。

◆駅ビル「CORTY」の１階フロアには、商店のウィンドウが華やかに並んでいる〜
食料品スーパー「OX」や、一休み出来るCafe'もあるが、パンを買っていた「トロワグロ」の店が無くなっていて、NewなShopが出現していた・・◆

ここは’〜成城駅構内・・

成城駅前September

九月になって一週間が過ぎた今日は〜
とにかくスコーンと青空が抜けた上天気で・・
昼のこの時間の街は物の影が路上にクッキリ刻まれている、
街路樹の葉影も、ビルの四角い影も、歩く人達の影も。
並木の風は涼しく吹いてくるけれど・・
日射しは無情な厳しい熱線を帯びて降ってくる！！

残暑の九月とでも云うのだろうか、白い雲が散り飛ぶ青空からダイレクトに感じる熱さだ。
Septemberは秋との認識を裏切るような、強い太陽光はむしろ爽快な気分さえしてくる。

調布から遠路を走って来たバスは、駅前で全ての乗客を吐き出すと・・夏に一層大きく育った並木のプラタナスの枝葉をブルル揺らして、薬局の角を曲がって行った。

◆日盛りの中を、日傘の女性がスーパー「ISHII」側から反対側へと道を渡っている〜
和菓子の「風月堂」にでも立ち寄るのだろうか・・・◆

ここは’〜小田急線、成城学園前駅北口で・・

09’草喰われの家-8

野川に架かる上野田橋の袂から〜
一本裏へと入った崖下沿いの道をゆくと・・
溢れんばかりの木々＆花々に取り囲まれた家があった、
この夏に乱雑に伸び育った植物に覆われた建物は〜
その全容は不明で、２階or３階建てなのかも分からず・・
背後にある崖の緑地と混然一体となっている！！

スライド式の鉄柵門から入った前庭には、数多くの樹脂鉢や素焼の植木鉢が置かれてあることから、ガーディニング好きな人の住む家なのだと納得する。
枝葉の繁る間から覗いて見える屋根の一部や白壁と窓の位置からは、かなり大きな住居である事の判断が出来る。

成城地区と喜多見地区を分断する境界線上を野川が流れていて〜
上流からの架かる橋を数えると、谷戸橋があり、神明橋があって、上野田橋にと辿って来ている。

◆上野田橋から見上げる上空には、コンクリートの高架橋が弧を描いてあり〜
その上を小田急線の車輌が成城学園前駅から喜多見駅へと走行する姿が見える◆

ここは’〜世田谷区成城三丁目、崖下の道で

不動坂のぼる

成城にある急坂として知られる不動坂では〜
前輪の空気が抜けていても、下りる時は何の問題も無く降りられたが、
上りは力を込めてペダルを踏んでも、急斜面を進んでゆかない、
S字を描いて３度ばかりくねって上がる形状の不動坂では・・
エアー不足の輪っぱでは受けつけてくれず、最初の曲がりでギブアップ、
急坂を味わいながらゆっくり歩いてのぼってゆく！！

不動坂を這うように自転車を押しながら登っていると、坂の上から宅配便の四角いトラックがギイイッ’と姿を現わすと、こっちの頭上を踏み越えてゆくかの恐怖を覚えるスレ違いでガタリ車体を震わすと、急勾配の坂を落下して消えていった。

上がる坂の右斜面は崖の緑地になっていて、遥か崖上に乗り出すように家々は建っている。
坂の途中で這う虫のようにうごめく者は眼中にないのだろう〜崖の大木と並んで遠くを眺めるポーズをしている。

◆坂の途中に建っている豪邸では、階下に駐車場があるのが見える〜
坂道がらみで毎回の車の出入りには神経を使うだろうし・・
傾斜面での坂道発進のテクニックが必要とされるだろう・・◆

ここは’〜世田谷区成城４丁目の崖地

ポリカ波板のスケルトンビル

駅前から少し外れた四つ角の一角に来ると〜
棒状のゼリーと言うか半透明な羊羹の様であり・・
スケルトンのポリカ波板で全面を外装してある、
３〜４階建ての細長いビルと対面した！！

はじめに何気なく見た時には、駅の周辺などで見かける買物客を対象としたパーキングビルの印象だったが〜あれれ’道路に向けて不動産の朱文字が大きく貼り付けてあるのだった。

オフィースビルとすれば、スタッフの働く内部では日射しの厳しかった夏の空調はどうだったのかと心配になる〜少しスモークの入ったポリカ波板にはガードする効果があるのだろうか・・？

先日あった集中豪雨の強い風雨の最中はどうだったのか〜
雷光雷鳴などダイレクトにその刺激を浴びた事だろうと思うが・・？

いずれにしてもポリカ波板自体の強度や耐久性はどうなのか〜
組み立ての接合箇所の安全性も懸念されるのだが。

■ポリカーボネイト波板（ポリカ波板）
硬質プラスチックで被覆材としての実用の評価が高い樹脂。
クリアーな明るさを保ちながらも、太陽熱をカットする波板もあるとの事です・・。

◆このビルは当初からこの姿だったのか、それとも建て替えるまでの仮設としてあるのか〜
どの位いの期間をこの状態で過ごして来ているのか〜取りあえず気になるのだった◆

ここは’〜小田急線の喜多見駅から来た所の角

喜多見駅でSeptember

ここ喜多見の街には何度か来ていても〜
この駅に降り立った事もなかったし・・
駅の改札口から入ってホームに立った事も無いなど、
今更になって、この駅を未使用だった自分に気付いた！！

喜多見駅前の南口広場は，中途半端な午前中の時間である事と〜
また中途半端な薄ぐもりの天気だからか、駅前を行き来する人達の姿は少なく・・
閑散としており、広場のアチコチに放置された自転車のみが目に映ってくる。

駅の北口には何か変化があるかと来ても、同じような造りでこの写真を見る 特別の変化は感じないが、こちら側には駅前交番があるのが唯一の違いかなと思った。

喜多見の駅前周辺が他所の街とは違った特徴が見られるのは〜
医院、クリニック・・の数が目に見えて多くある事で、それを最近になって知った。

歯科、眼科、内科、胃腸科，泌尿器科、循環器科，小児科・・と独立した医院、クリニック、診療所が存在しており、客である患者達は自分が求める科のドアを叩き訪問する。

◆この街の朝夕の時間帯には、駅前広場の混雑が予想される〜
都心へと通勤する人達が居住するマンションが駅を中心に見受けられるし・・
駅から近い道筋に小・中・高の学校が幾つかある事からも・・◆

ここは’〜小田急線の喜多見駅前です

九月の泌尿器科

今日は喜多見駅前（小田急線）南口にある〜
泌尿器科クリニックへと出かけて来ている、
一週間前に初めて訪れて、診察を受けた帰り際に・・
９月２（水曜）午前１１時に予約が取ってあったのだった！！

残暑の厳しい暑さだった昨日とは違って、今朝は肌寒さを覚えるぐらいの涼しい天気となった。家の中では分からなかったが、外に出ると目に見えないくらいの本当に細かな霧雨が、九月になったばかりのこの街に音も無く静かに降っていた。

クリニックのドアを入ると直ぐにある、受付けカウンターの２女性が応対してくれる。
健康保険証と診察カードを提出して、フロアの右側にセットされたソファー椅子に座って待つ事になる。

座ってすぐに、検尿用に手渡された採尿の紙コップには、内面に目盛りが刻まれてある。
トイレに立ってゆき、適当だと思われるしかるべき量を注入して専用窓口に置いた。

◆フロアの壁際にパキラ等のグリーン鉢がレイアウトされてある〜
その上に眼をやると、TVモニターが絵の額よりも軽くシンプルに取り付けてあって・・
昼に近いNHKの番組では、フライパン料理をやっていた・・◆

ここは’〜小田急線の喜多見駅前通り