青空のある日以外は、無彩色な高架橋のコンクリート色が空域を支配するこの辺り〜殆どモノクロームな無表情を見せる線路際の景色に・・わけも無く惹かれる!!
小田急線が車輛基地へと分岐する地点は〜成城学園駅と喜多見駅の間を流れる野川を越えた直後の所で・・川沿いにある公園近くの路上からは、北へと大きく弧を描いた高架橋の勇姿が見られる。
基地の管理棟などが、堅牢なフェンスに囲まれた所内に幾つか建っている。
本線から分岐した高架橋は車輌の点検・修理の為に〜北の高台にある「喜多見ふれあい広場」の地下基地へと・・誘導して潜ってゆくのです。
◆未だ一二度しかないけれど、夜の時間帯に基地へと向う無人電車は〜闇の中を光る大蛇となって走ると・・スルスルと広場真下の巣へ帰って眠るのです・・◆
ー小田急線、野川近くの線路際からー
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