いつも自宅から駅へと乗る路線バスでも〜旅の目線で見慣れた街並を揺られてゆけば・・日常とは違って街は旅景色と映るだろうか!!
旅のスタートの病院前バス停は、自販機が、ベンチが、置かれて屋根があるものの〜九月の陽射しはサイドスローの直球で・・
バスを待つ人達を容赦なく炙り焼きにする。
乗車したバスは商店街を、バス営業所を、神社前を〜そして四つ角のマンションから左折すると・・ 午後の日差しは遠慮なく車内を射ってくる。
乗客は右の席に片寄り〜車内は飛び散る反射光が眩しくて・・窓外の街景色を見ようにも、おぼろに映って後方へと過ぎ行くのだった。
横の席の二人の少女は市営プールで泳いだ帰りらしく〜首筋や肩が艶々の健康色に日焼けしている。
未だ未だ泳ぎ足りないのか会話が止まらない〜野川に架かる橋の手前で下車すると・・なぜか歩道でピョン々と跳ねていた。
ー小田急バス(成城学園前駅〜調布駅南口)ー
コメント