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【世田谷区祖師谷-K図書館】
本を見る事が好き・・本を読む事も勿論好き。
日常生活する中で本が持つ意味は大きく〜
自分にとっては精神安定剤と同等の役割となっているのでは・・！！
図書館の正面入口から近い東に位置する窓辺の席で〜姿勢の良いポーズで読書する一人の御婦人がいる・・。
つば広の黒い帽子をかぶり、お洒落なスタイルが〜階段下に造られたオンリーワンのテーブル席でシックに決まっていた。
階段の途中から１階のフロアの本棚が列に並んだ光景を眺めながら〜久しぶりに２階へと上がってゆく。
２階の南側にはカラフルに絵本が飾ってあり、子供の領分が造ってある。靴を脱いで卓袱台に向いあって〜母親が読む絵本の世界に聴き入る子供の瞳・・親子の空間がそこにあった。
＊今回借りた五冊＊「Mac Fan-5月号／ku:nel-2006.11号／dancyu-8月号／新潮-9月号／東京人-2月号」＊ ＊ ＊
◆初めて訪れた見知らぬ街では〜とりあえず街角の本屋に入る事にしている・・
それは、しばらくすると気持ちが落ち着いて〜次の行動が楽になるから・・◆
【世田谷区成城６、桜並木】
沖縄諸島に 台風14号が 曇天のTokyo 10月29日午後〜
早いのか遅いのか 成城桜並木を通ると 紅い葉が 路上に散っていた
幾百本とある 並木で この桜一本だけが 鮮やかに紅葉
成城駅北口へ 向けた視界の中に 他の紅葉は 見当たらない
＊ ＊ ＊
急激な寒さ 気候変化に 人間も 衣替え・・
長袖上衣 首にマフラー コート姿で 道をゆく
＊ ＊ ＊
エアコンの目盛り マイナスからプラスに 冷から暖に チェンジ
母屋では Newコタツを購入 昨夜から 使い始めた・・・
アトリエは 屋根裏から ストーブを下ろし コンセントを繋いだ
＊ ＊ ＊
10月も終る寸前の午後の並木で〜漂う空気は冷たいが気持ち良い流れだった。
路上に桜葉が紅く散る横に・・レンガ屋敷が格調高く建っている。
◆何故なのか・・立派な鉄の門扉の屋敷まわりでは、桜の紅葉が見られない〜
この桜につられてソロソロ・・他の樹木にも紅葉がはじまるだろう・・◆
【世田谷区喜多見八丁目、駅の前】
待っている パンが焼きあがるのを
あと五分で 焼けます と 力強く 宣告された
だから パンが並んだ 店の中を ウロウロする
＊ ＊ ＊
パン喰い人間は タダタダ ウロウロする
バタールを 待っている バタールをだ
この男は情け無い この場を 離れられない
一廻りしてくれば良いのに タダひたすら 待っている
＊ ＊ ＊
窯から出て バスケットにのって バタールは来た
アッアッの 香ばしい匂いを発して ホッカホカだ
焼きたての バタールを 掌中にした
＊ ＊ ＊
店長さんが、チョコが溶けるからと〜バタールを別袋にしてくれた・・感謝。
パン喰い人間は他に〜太巻きチョココロネ、玉子ドーナツ、粒あんぱんも買った。
◆気が付けば店内の目立つ所に，パンの焼きあがりを知らせる、時間表があって〜
午前〜午後のスケジュールが明記してあった・・「焼きたてパンは、格別の味」◆
【小田急線喜多見駅、南口広場】
駅前広場の ケヤキの大木の根元に 造園業の車が停ってた
作業を終えたのか おじさん二人が 腰かけて 煙草をふかしている
板で囲った トラックの荷台に 刈ったばかりの 枝葉が
瑞々しくも ドッサリと 山盛りだった
＊ ＊ ＊
この秋 金木犀の花が 匂いをふりまき パララ散ると
街のあちこちで 庭木の剪定が始まり そんな場に 幾度か出会った
染め抜きの法被で 梯子に乗り 高所で作業する
イナセな姿もあった
＊ ＊ ＊
自分も近日中に、庭木の金木犀とツンツン伸びた生け垣を、数本ばかり剪定する〜
いつも脚立の位置が不安定となるから、倒れないように気をつけてやりましょう・・。
◆急激に寒くなったから、剪定鋏を屋根裏から下ろして研いだりして、準備を始める・・
猛暑でヒョロリと伸びて暴れる、オリーブの木も短くカットするぞ・・◆
華やかで 美しい この邸宅は
景観も 楽しめる 場所に 建っていた
＊ ＊ ＊
野川・・季節ごとに 色を浮かべて 南へと流れる
桜並木・・春の日 花ざかり 散る花びらの乱舞
神明橋・・橋上の眺め 川の匂い 境界を越えるツール
遊歩道・・高い空の下 ウォーク＆ラン ぶらからと
＊ ＊ ＊
道から眺める家はスノッブな高級感を漂わせている〜堅牢なイメージのレンガと自由度の高いモルタル壁のコンビと・・天然石材を有効的に建築Designとして構成して活用している。
川に近い土地である事から、万一の出水事故を考慮して〜道路から１m以上の高さに建てられてある。
玄関へとあがるステップは〜石材をモザイク状に組み、配置して、積みあげてあり・・鉄装飾をアプローチとして統一して使う事で、簡潔にスッキリした眺めになっている。
◆円形にモルタル壁がカーブするコーナーや〜玄関の周辺と窓辺を花水木・アイビー・つる薔薇などが・バランス良く所定のポイントに植えられてあった・・◆
【世田谷区成城四丁目、神明橋近くの川辺】
【世田谷区上祖師谷５丁目あたり・・】
この場所で こんな美事な草喰われに 遭遇するとは
手前の角から 曲がって来るまで 予想もしていなかった
家の全体を 隙間も無く つる草が繁茂して 覆っている
一体 この木造二階屋は 築何年の 歴史があるのか・・
＊ ＊ ＊
古家を 屋根まで届くケヤキと 枇杷の木が 守護している
玄関ドアは 反り返り バラケル寸前で そのままに
前庭で南天が 白粉花が 淡く ポッポ咲いている
＊ ＊ ＊
２階に窓が見える 左に外階段があるが 老朽化して ヤバそうだ
ここまでの頽廃美を 意図して造るのは 無理だろう
ここは森の中ではなく 街中の住宅街であり
白昼夢のようで 一瞬に 脆くも崩れそう！！
◆カメラを持つ私に、隣の小母さんがー「こんなに草木が伸びちゃってね・・」
「でも夜は電気が点灯してますよ」ーと話しかけてきた・・◆
街角の信号で停まると〜
タテヨコナナメのコンクリート角柱と向いあう
ここは仙川アベニューの通りで
出来てからもう20年の月日が経過している
その後に仙川の街並みが変貌してゆく
火付け役となった場所だ！！
＊ ＊ ＊
下階から上階へとフロアを積み重ねる 垂直のコンクリート角柱
手前の棟から奥の棟へと架かる ブリッジのコンクリート角柱
外から内部へと階段を昇ってはいる 傾斜のコンクリート角柱
＊ ＊ ＊
都市建設に欠かせないコンクリートを 好きでも嫌いでもない〜
人気ある安藤忠雄の建築は 好きでも嫌いでもない・・
◆建築物は〜立地場所と、使う時と、使い方が重要だけど、使う人の自由であって・・
それなりのテクニックが必要とされる・・◆【調布市仙川一丁目、仙川アベニュー】
【世田谷区上祖師谷５丁目バス通り】
街角の酒場は 昼間は ウツロな顔をしている〜
壁のペンキ絵は ホアン・ミロのコピーなんだろう
黒い三角とか 花 魚 虫 線とか記号だとか・・
キャンバスの白壁には 無数の ひびが走る
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
酒場の入口では 木がつる草と絡んで 身をくねらせる
日本酒、焼酎、ウイスキー壜の配列は 何のマジナイなのか？？
酒を飲み 焼き鳥を食べ 演歌を聴き・・
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
店の背中は 複雑で ランダムな凸凹の形状を見せる
電柱から引き込んだコードが 壁面を 不安気に 這い迷う
見上げると ２階の窓辺で ビールケースが 赤かった！！
◆ミロはスペインの国民的な画家で、絵の愛好家は世界中にいる〜
その昔の事・・ミロは来日の際に、谷中で筆を買って帰国した・・◆
【世田谷区上祖師谷5丁目あたり】
数台の車が停まる駐車場脇の道を通ると〜
その奥に古色を帯びた何とも渋い家があった
平屋建て木造のトタン屋根のその住宅は・・
かなり以前に玄関口の改装などが見られるものの
この場所で半世紀以上の時間と歳月を暮らして来た
リアルな痕跡を隅々に記憶した顔付きをしている！！
玄関の左横に南天が植わるトイレのある配置が昔の造りであり〜壁の板がそっくりかえって抜け落ちる寸前であって・・少しの風や雨でも染み込むだろう・・。
南側には柿の木があり枝葉が影を落とす・・うすくらがりの小庭がある。
踏み石が奥へとつづき裏からぐるりと廻ってゆけるだろう〜脚立が重ねてある所には縁側があったと思われるが・・青い窓がそこにはある。
◆少し距離を置いて全体を見ると、２軒の屋根の重なりから〜新旧の２軒の家が合体した住宅で・・かなり面積のある平屋の建物なんだと判明が出来た・・◆
【調布市若葉町二丁目交差点の近く】
先へ抜け出られると思って入って来た道は〜
不安が的中して袋小路の行き止まりだった
バス通り裏で住宅が密に建て混んだ所であり
急ぎ戻りかけると一軒分の空き地があった
猫じゃらしがワンサ揺れる突き当たりに・・
三角形の青い壁が見えた！！
青トタンで補修された壁面があるのは、平屋の古い木造建物で〜三角屋根の下に幾つかの窓があって、全ての部屋がその傘下に納まっている。
空き地に踏み入ると、水分の無い脱色したパサパサ地面で群生する猫じゃらしは〜ドライ植物の軽さで、有るか無きかの風にもフワラ〜フワラ〜なびき揺れる頼り無さだった。
一軒分の空間には遅かれ早かれ家が建つと〜青壁は見えなくなってしまうし、猫じゃらしは、刈られて消える運命にある・・。
◆この辺りはマンション＆アパートや住宅販売の会社が企画した物件があって〜
比較的にNewな２階屋が点々と建ち並んでいるエリアなのだ・・◆
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