六七年前の頃までは、客を乗せた電車が地上を〜
風を巻きあげて日々、踏切りを通過して行った!
高架橋の際に建つ 草喰われの家は この夏も無事だった〜
小田急線が 地上をゴーッ走行する頃から 知っているこの家・・
見た目には 変化なく映っても 老化の進行が 確実に見て取れる!
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上階の屋根を見ると 雨樋が外れて 落下の途中であり・・
階下の全てが 繁茂した つる草に埋もれ 窓も没している!!
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上下階で六七部屋あるこのアパートは、もう無くなったかと心配して来ると〜
前回と同じ状態で存在する、次の時も、次も、そうして今回も・・不死身だ。
◆半年前の自blogに記した時は〜未だ草はなく蔓だけのザンバラの姿で・・
つるが無数の黒い筋となり垂れ下がる、廃墟の家と映った◆【世田谷区祖師谷-3】
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