シモキタ駅の北口階段をおりて外に・・・
隣接する古い市場を通り、踏切りへ抜けた。
市場内で 裸電球を灯し 二三店が営業〜
アレレ踏切内に 青いコートの女が・・
黄＆黒の棒が 邪魔よの不満顔だった！
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赤いロマンスカーが 一瞬で箱根へ走り去る〜
流線型の車体は 通過音と風を残した！！
＊ ＊ ＊
駅のホームが見えるこの踏切りは夜に混雑する、
北〜南へ飲食店をハシゴする人達が渡るから。
◆昼に薄暗い市場の奥で夜になると〜数軒の赤ちょうちんの酒場がオープンする◆
【小田急線下北沢駅、北口駅前市場＆踏切り】
駅横は、線路沿いのカーブする狭い道で〜
商店が並んだ所に、配送車が来て停まった。
駅前を左に曲ると ガード下の道で そのまま進むと 踏切りに出る〜
頭上の高架橋を 渋谷からきた井の頭線が ガタリ渡って駅に到着！
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新宿から 走って来た小田急が ゴォーツの音を 人々に降りかける〜
こんな雑然とした 混沌の場面が シモキタの街らしく好きだ！！
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駅に真近いこの場所で、井の頭線と小田急線が上＆下で交差すると〜
客の待つ夫々の下北沢駅ホームに・・車体を軋ませてすべり込んでゆく。
◆シモキタの街は、統一感の無いShopや店々が軒を接している〜
今日は何かに出会えるかと・・ぶらから歩きするのが楽しい◆【シモキタ駅の南口ガード】
下北沢駅改札を スルリ抜けると 北口か南口かに 出る事になる〜
出口はもう一つあって 井の頭線ホームから 西口に出られるのです！
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駅の南側へ 古く急な階段を下ると 上がってくる人達とすれ違う〜
人が行き来する駅前で 工事箇所の存在が ここ数年の風景として映る！！
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以前の南口には、狭いCafe'や、キオスク売店、ベーカリーShop等があり〜
小さな公園もあったりして、若者達が三々五々集る場面を・・覚えている。
◆商店街を含む、この街を流れる空気や、匂いや、色や、モロモロが〜
下北沢であり・・初めての人達も街の空気に染って歩き、路地を曲る◆
【小田急線、下北沢駅南口で・・】
自宅前からバスに乗って 成城駅西口の バスロータリーで下車〜
この路線は 今年の夏頃まで北口が 昔からの離発着場所だった！
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成城駅がNewに誕生した 数年前の時点で ロータリーは完成したが〜
周辺の事情からか 一部の路線しか 乗り入れが出来ていなかった・・
商店は客の流れで 明暗が別れるから 今年の冬は 寒く厳しいのでは！！
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私個人とすれば北でも西でもかまわないけれども、駅前商店街の〜
各商店＆Shopの経営者にとっては・・死活問題となりえない。
◆西口ではNewビルや・・Shopの出店の動きが・・確実にある〜◆
【小田急線、成城学園前駅の西口】
駅へと来る街の誰もが知る存在として・・
この駅前広場に、２本のケヤキ大木はある。
喜多見駅前に 一ヶ月前に来た時は まだ夏の日差しが カッカ照りつけ〜
広場の敷石に ケヤキ大木の濃い影が くっきりと輪を描いていた！
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この駅近くに 毎月一度通う事になって もう数年の 月日が巡り・・
季節替わりの大木の 姿を知っている 新緑の春も 裸木の冬も！！
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大木好きマニアは子供の頃からで、今でも大木を見ると興奮してしまう。
当時の住んでいた下町で、根津神社の大銀杏が落雷したと聞いて駆けつけた時の・・
小雨が煙る境内で、バックリ割れたスザマジキ場面を目撃した事が忘れられない。
◆下町で大木があるのは寺か神社で〜世田谷では大きな庭で目にする事が多い◆
【小田急線、喜多見駅南口広場】
秋晴れの午後は 見あげる空の彼方まで 鰯雲が広がっていた！
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青い空に ウロコ状の白い雲が ポポポと連なりを見せ・・
光の刺激で 鼻の奥がツーンとなると 目尻に涙がわいた！
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日暮れ色の通りをゆき 街角で立停まると ビルの窓が黄金だった〜
レストランは墨に染まって 駐車場側のガラス窓を 西日が貫通・・
刻々と増殖する 影の領域が 周辺の家々を 次々と喰ってゆく！！
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◆秋の日暮れ時は〜洋食店の道端で咲く草花も影の中に没する・・◆
【調布市入間町ー神戸屋レストランの周辺】
成城初等学校は川を越えた〜
祖師谷の丘の上にある。
運動場の鉄の門から サッカーボールを追う 生徒達の声がする〜
成城学園初等学校の 敷地の角で 右の道が正門へと通じる・・
道は一方通行で 向いの東側には 祖師谷小学校が見えている！
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幼稚舎を含めたぐるりを 銀杏や桜の木が 隙間なく抱囲してる〜
西へ向うと川へ下り 桜橋を渡ると 学園のグランドが広がる・・
北の塀に沿って 長い坂を下降すると 仙川の流れに 稲荷山橋が！！
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場所的に、川を挟んだ地区の成城大学＆高校＆中学校からは・・飛び地になる。
◆一方通行の道を進んだ南で小田急線ガードにぶつかるが、左折すると〜
祖師谷大蔵駅に至る◆【世、祖師谷-3,成城学園初等学校周辺】
道に突き当たって 左にカーブすると 視野が急に解放された〜
そこは畑で 家が建て混んだ所から抜け出た 気持ち良さを感じた！
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農家が秋空の下にあり 手前の掘られた黒土は 収穫終った畑か・・
生育の進んだ 根菜類の葉が 何とも瑞々しい色を 見せてくれる！！
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野菜の植わる畑から、誰かに呼びかける声が聴こえた〜
土を踏んで立った農家の人が、手をかざすと・・秋の空は高くにあった。
◆畑の匂いと言うよりか、地面の広がりと、黒い土の暖か味を視線で感じた◆
【調布市入間町-1,奥のあたりで】
赤い花なら曼珠沙華オランダ屋敷に雨が降る〜
誰が唄った歌なのか、この古い歌詞を覚えている。
曼珠沙華の花が 学園のグランドがある 川辺の道で咲いていた〜
水色のサクラ橋から 稲荷山橋へゆく 右岸の金網の所で・・
木々の間からは 季節が終って 誰も居ない 青いプールが見えた！
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独特なカタチの 曼珠沙華の花は 思いがけない場所で 出会う！！
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東京郊外の青梅線の沿線で暮らしていた時は、群生するこの花の場面を見ている。
釣りに行った多摩川の上流や秋川などでは、雑木林や畑のあぜ道で・・
夕日の当る川岸で浮き立つように、幻の花の如くに・・妖艶だった。
◆10月になってから気がつけば〜公園の塀沿いで、木立で、庭でと〜
街のアチコチで見かける紅い花◆【世田谷区成城-7、仙川沿いの道で】
成城橋は 仙川の流れに架かる 人も車も通る道路橋であり〜
祖師谷側へ渡ると 川辺へと下りてゆく 脇の坂がある！
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坂は西と東から入って来て 合体すると更に下る 二段坂の形状で・・
この坂を知る人は 下りて駆け上がる遊びを 一度はトライする！
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下降のエネルギーを 上昇パワーとして使う 快感が味わえる！！
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メインの道から別れて、下りて上り元の道に戻ると〜
成城橋を慌ただしく往来する、車列とぶつかる。
街路樹の桜の葉陰から眺める下方には・・
川辺に建ち並んだ、静かな家々が見える・・。
◆地形を使って遊ぶ・・罪の無い小さな楽しみ◆
【世田谷区祖師谷-３】
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