街を歩くと商店の店頭に〜
艶々した柑橘類が並んでいた。
デコポン、甘夏、はっさくと〜
色鮮やかな果実の区別が・・・
私にはとても難しい！
【世田谷区喜多見の商店街】
駅から来ると 商店街の通りが 薄く暮れはじめて来た〜
子を連れて 主婦達が 夕食の買物に 訪れる時間だ！
＊
一緒に来た子は お菓子か何か 買ってもらえるかと 思ったら〜
大きく重い 大根やキャベツを 持たされて 不満顔になる・・
何かをねだる子 今度ねっと母の声 身を寄せあい 家へ帰ってゆく
期待がはずれたとしても 子は母と街での買物が 楽しいのだ！！
＊ ＊ ＊
通りかかったこの街の食品スーパーでは、冬の根菜類が売り出し中だった〜
椎茸、まいたけ、しめじ、等のキノコ類も安いから、寒さ予防の鍋に最高・・。
◆寒い夜は鍋と思い、大手スーパーにゆくとキャベツ白菜が肉よりも高価なのだ◆
季節を問わず並木道は、
心に残る名作や数多くの映画作品の中で〜
重要な場面に使われる事がしばしばある・・
日本映画でも洋画でも・・・。
2月の冬の日 成城の銀杏並木に来ると〜
黒く立つ単独の裸木が 等間隔で律儀に整列しており・・
彼方までモノクロの 遠近画となっていた！
＊
パーキングの立看板が 唯一のイエロー〜
車が走り去った直後の 道の中央で立ち止まると・・
路上の気流は冷たく 排ガス臭が濃く匂った！！
＊ ＊ ＊
並木が直線でつづく遠近の風景の中に、映画のテーマや主人公の心理が〜
描写される要素があって・・人の心を打つのだろうか・・。
◆車の行方を追うと〜並木の信号を左に消えたから・・駅へ向ったのだ◆
【世田谷区成城6−イチョウ並木の冬】
２月の午前中 冬の十字路で見る 信号わたる街景色〜
厚いコートを着て 前かがみで 道を歩いてゆく 冬の人達・・
通り沿いのShopは 殆どOpenしたが 食事処では 準備中の札が下がる！
＊
通勤通学で混雑する 8時前後の時間帯に ラッシュの第一波は終了〜
遅い出勤で 駅への近道となる 裏の細道へ 曲がって行く人もいる・・
家庭の事情で 銀行へ郵便局などへと 出向く人達もいるでしょう！
＊
青空は見えないけれど 薄日が射して来そうな 昼へ向うこの時間！！
＊ ＊ ＊
十字路の信号からは、以前は踏み切りだった場所から何の抵抗もなく南側へ行ける〜
北の道を辿ると学園のキャンパスへ続き、東へ下る坂を選ぶと成城橋の上に出る。
◆砧総合支所の館内にはコンサートホールがあって、Cafe'＆軽食が出来るらしい〜
未だ利用した事はないけど・・◆【成城の砧総合支所前の街角信号】
なぜか視線のポイントが〜曖昧で不明でどっちつかず〜の写真が数枚ある。
どちらも夕方の5時前後であり・・駅からは少し離れた場所が共通する！
一枚は仙川の街で ビル＆商店の 裏側にある 雑多なパーキング〜
宅配ピザの バイクがあり 一台がブワーッ 私の横を擦り抜けた・・
この中途半端な 写真のねらいは？ 一体なんだったのか！
＊
成城の一枚は レンタル農園の彼方に 駅周辺のビル街が見える〜
不動橋から眺望中に 真下を小田急線が ゴーッ駆けぬけてゆく・・
焦点はドコなのか？ 煮え切らないし 景色だって美しくもない！
＊ ＊ ＊
間違いなく自分が撮ったのだから、出鱈目にカメラを向けたのではなく〜
その時はそれなりの理由があった筈なんだろうけれど・・忘れた！
◆駅の周辺や街角にある〜防犯カメラの映像のよう・・◆【仙川＆成城】
不動坂の周辺は 雪の二日後だったが スッキリとしていた〜
坂は成城の街から 2度折れ曲がり 下降する S字の急坂で・・
不動坂下の道は すぐに小田急線の 高架橋とぶつかる！
＊
雪は坂の途中には見当たらず 線路脇の 北側斜面にだけ残っていて〜
射して来た夕日が 自転車の少年を シルエットで 映し出した！！
＊ ＊ ＊
先月の東京に雪が降った二日後の不動坂は、雪が未だあって危険だろうと思い〜
出かけてゆくと心配は無用で、昨年まであった崖横の工事現場さえもきれいに無かった！
2年前だったか・・左崖側の数軒の住宅建設が始まって、崖の補修工事と〜
坂の道路拡張とが同時進行したが、住宅が完成しても道路の現場は続いていたのだ。
◆不動坂は成城地区でNo1の・・急坂で、困難な坂だと思う◆【世田谷区成城4の坂】
【仙川の比較的Newなストリート】
雨の駅に背を向け 一つ先へ道を渡ると 影がググと強まった〜
二月の日暮れは 早く急で そぼ降る雨は 細く冷たい・・
通りのCafe'の 濡れたテーブル席に 座る人の姿は見えず！
＊
信号を曲って来た 一台の車に 行く手をふさがれる〜
向いのビルでは 通りを見下ろす上階で 白衣の男がケーキを作る！
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小雨にけむる Cafe'やビルが ウォーク目線には 色っぽく映る〜
雨の円形テーブルに 街のあかりが 反射していた！！
＊ ＊ ＊
雨の日のCafe'で人と逢うのが好きだったのは・・何故だったのか？？
渋谷の文化会館にあったCafe'から、ビル街の壁を眺めるのは雨の日に限った！
◆雨の日のウォークは良いけれど〜今の季節は’冷たく’’寒い’’’◆
【京王線仙川駅ー急行は停まらない】
私鉄駅前に来ると 桜の老大木が 午後の小雨に 濡れそぼっていた！
＊
雨で光る 舗道の敷石を 飛び跳ねて 駅へゆく男がいる〜
駅前ロータリーを 廻り込んで来たバスが 客達を連れ去ってゆき・・
ロータリーを囲む Shopの照明が 一際アップすると 夕暮れを迎える
冬のこの時間 駅はこれから始まる 帰宅ラッシュを待つ！！
＊ ＊ ＊
街を冷たく濡らして降る小雨は、絵になる素材であるけれど〜
乾燥した東京で流行中の、インフルエンザをセーブしてよと願いたい！
◆この日の駅前ではウロ々すろ人の姿は少なく〜雨の日はCafe'にでも・・◆
富士山を見ようと 眺望の良い 不動橋に来ると
五六人の先客が 暮れゆく 西の空を見ていた！
＊
冬晴だったのに 分厚い雲が 富士を抱囲して〜
その雄姿は 雲の中に隠れて 何も見えず・・
沈んだ直後の 太陽が やたら眩しかった！！
＊ ＊ ＊
夕日が落ちて空と雲が、色も形も刻々と変化し〜
今日の一日が終わってゆく夕景色を見ていると・・
宗教心もないのに、祈りの気持ちが湧いて来る！
◆子供の頃から、暮れゆく雲の行方を見るのが好きだった◆
【世田谷区成城の不動橋から〜】
◆野川は国分寺から武蔵野を流れ来て〜
このコンクリート高架橋下をぬけると・・
二子玉川へゆき多摩川と合流する。◆
昨年夏の猛暑でも この水辺に来ると 涼風が吹いていた〜
今は真冬で 風を受けた耳の奥で 冷たくキシム音がした！
＊
駅前に人が集まっていたが 人は下流の橋で 対岸へ消えた〜
水の流れる岸辺には 枯れ草と 凍った地面が見えている・・
水鳥の姿もなく 巨大なコンクリート橋を 夕陽が染めてゆく！！
＊ ＊ ＊
冬の川は流れを感じないぐらい、じっと無表情の水面をしているけれど〜
電車がゴォーツ渡り越える時は、縮緬皺を浮かべてふ’る’え’る’・・！
【成城と喜多見の境界を流れる野川】
冬の夕陽に 背中を押されて〜
喜多見車輛基地の 高架橋下に来た。
遊歩道を整備する 作業車がきて進めず・・
影のコンクリート橋が 黒いフレームとなり
野川の岸辺の彼方に 成城の高台が見える。
空に向い立つ裸木と 夕陽を浴びた対岸の家々が
黒と黄金の コンポジションを見せて・・
切り取った一枚の 風景画となっていた！！
＊ ＊ ＊
誰もいないと思った高架橋の影の中で、若い男が動いた〜
彼は作業車と離れた所で、単独で何かの作業をしているのだった・・。
◆自転車から降りて〜高架橋の下をゆっくりと通り抜けた・・◆
【小田急線ー喜多見車輛基地横の路上から】
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