[Rappo' Land blog]

低気圧と並木道

この日　並木道に来ると　葉は落ちて　
銀杏の裸木が　彼方まで・・・　
先細りの　配列となって　
西に向き　立ち並んでいた
見渡すと　黒い針の　枝先に・・・　
わずかばかり　黄葉が残る　木々もあり　
12月の風に　震えていた。
＊　＊　＊
そう言えば　駅前から　帰って来た　カミさんから　並木の黄葉が　
キレイだったよ　と　聴いたのは　もう先月中旬の　頃だった。
＊　＊　＊
二日前に東京を襲った低気圧によって〜豪雨とその後の強風とが暴れて・・都内の各所に浸水（青山通り＆渋谷駅周辺・・）の被害を与えて去った。　JR各線＆私鉄の各ラインが運休状態となり〜一時間以上の遅れが続出して・・混乱の一日となったのだった。

よく見ると並木の片側に葉の残る分量が多く・・午後の冬の日差しを浴びていた。

◆自宅周辺では一っ気に葉が吹っ飛び去ったが〜玄関前に他所からの落葉が何故か集まって来るから掃除となる・・どうやら風の通路があるらしい◆ 【世田谷区成城６丁目いちょう並木】

夕闇の戦場・・

夕闇迫る　大石橋の　手前に来ると〜
何やら　騒音が　ギガガ　響き　聴こえる・・
雑草地を　工事車数台が　掘り起こしの　真っ只中で
影の増した　川辺は　物々しい　戦場のようだった！！

この日は祖師谷商店街で〜岩手県産のキノコがギュツと詰まった大袋を・・買いに行った帰り道だった。　
坂を下ると川に向って右手に大きくカーブする道を〜気楽に自転車を走らせていたのだ。

草っ原の写真は、同じ場所をつい最近の２週間前に撮ったもの・・。
その時は傾きはじめた夕陽が射し込む草っ原で〜数十羽の雀がチュツチュと群れ遊び・・
川辺一面に蔓延った猫じゃらしの一本一本が光り輝いていたのです。

◆冬に向って、免疫力がアップするキノコを鍋で食べるのが〜美味しく気に入っている。 もう何度か買った岩手直産の大袋には、３〜１０cmサイズのキノコがわんさ詰まっていて〜あけると他店の数倍の量があふれ出て・・嬉しくなる◆ 【世田谷区祖師谷4丁目、大石橋の東詰め】

日暮れ街で

あの街　この街　日が暮れる〜
今来た通りを　歩みを停めずに　振りむくと　
又々　日は傾いて　ビル影が　濃くなっている
道沿いの　Shopからの　照明が　キンキ眩しい。
＊　＊　＊
道ゆく人は　明りに集まる　虫のよう　魚のように
誘導されて　店のドア内に　吸い込まれてゆくと
Cafe'の　窓辺に　居場所を見つけ　肩のバッグを置いた・・
運ばれて来た　カップの温もり　アロマの香りに　安堵の息を吐く。
＊　＊　＊
ビルや　Shopの照明が　空の明るみと　取って代わろうと　している
照明は　ガラス窓から　ビル壁へ　路上へと　乱反射して　増殖してゆく
顔半面に　明りを貼付け　通行人達が　行き来する　ストリート　日暮れ街。

◆12月はX'masシーズン・・街角のフラワーShopではポインセチアの赤が揃って〜
ズラリ顔を並べて売られていた・・◆ 【京王線仙川駅から歩いて2分】

紅葉の川っぷち

午前9：30分　小雨降る　肌寒い日
スニーカーで　野川の遊歩道を　傘を手にゆく
濡れた路上に　紅い桜葉が　散り敷かれ
神明橋あたりは　美事な秋だった！！

野川は神明橋の袂から南下流へと向ってゆくが〜並行する桜並木が紅葉のトンネルとなって透視図を描くと・・その先は共に小田急の高架橋下に到達する。

サタサタと秋雨がふりかかる水色の神明橋を渡ると〜喜多見ふれあい広場の高台へとゆく階段があって・・紅葉に染まる一帯の秋景色を、眼下にする事が出来る。

◆川っぷちの赤黄の落葉を踏みゆくと〜ペットの愛犬を連れて散歩する何組もの人達と出会った。　なぜか小犬達は、雨コートを着て、なみだ目で、震えているのだった・・◆
【世田谷区成城４、野川の神明橋辺り】

秋染めしストリート

成城駅前の午後１時を過ぎた街角は〜
街路樹のマロニエと桜の老木が・・紅葉して秋色を迎えていた！！

駅前のあたりでは、今しがたランチタイムを終えたばかりで〜
柔らかな日差しの中で吹く風も無く・・穏やかな空気が流れていた。

通り沿いのパスタ＆Cafe'店、ベーカリーShop、酒類販売店などの〜
広告看板があたかもヨーロッパの街角かと思うような・・
異国的な眺めとして道端にあった・・。

半日が過ぎて、日の暮れた駅前にふたたび訪れると、
タクシー乗り場の路上あたりに〜色を増した葉が紅く散っていた。

◆通りのベーカリーShopで明日の朝のフランスパンを買ってから〜
ストリートを横断してゆき・・成城飯店の階段口に向った・・◆
【小田急線、成城駅北口ストリート】

秋の成城駅-11月

 

New成城駅は、2006／9にリニューアルされた〜
駅の南に交番があって、裏にゆくと駐輪場がある
自転車が整列する２階から外が覗ける隙間があった・・
ちょうど渋谷行きのバスが発車して、銀行前を走ってゆく
街角の信号に集まって来る人達の、流れが見える。
＊　＊　＊
南口に、飲食店＆Cafe'のビルで取り囲んだ空間がある
夏と変わらない景色でも、風は秋を感じる冷たさだ・・
前をゆく母娘も、自転車の彼女も皆が秋のスタイル！！
＊　＊　＊
北口駅前に路線バスが到着すると、人は足早に駅へと向ってゆく〜
改札口からホームに下りて、小田急線に乗車する人達もいるし・・
駅ビル内のShopで、ショツピングを楽しみにして来た人も、
駅構内をストレートに通って、南側の街へ抜け出てゆく人達もいる、
季節を問わず、人の往来がさかんな駅の近く・・この秋も！！

◆毎日のように朝昼夜と飲むお茶の〜冷めるスピードが日々早くなっている・・
このごろ何だか秋冬が混在して来たように感じる。◆ 【小田急線、成城学園前駅の南＆北】

This is Shibuya!!

カーボーイハットの男と女のシルエット
異国の旅人らしき中年カップルの二人が
JR渋谷駅内の通路のガラス窓から・・
駅前に広がる街の景色を見つめている。

 
二人にとって渋谷は初めての行きずりの街か
それとも思い出の場所かも知れない・・
信号が変わると五叉路を人波が渡ってゆく。
This is Shibuya !!

 

渋谷の街を代表するスクランブル交差点には・・
五本の道が集まって来ている。

道玄坂から109がらみで来る道
宮益坂へと山手線を潜る道
西武デパートからファイヤー通りの道
井の頭線の出入り口につながる道
Qフロント横からハンズに行くセンター街の道
This is Shibuya !!

◆センター街の路地にあって何度も通ったCafe'などが今は無いけれど〜横丁にあった洋食レストランがビルになって3階で営業している。昔は昔、今は今・◆【JR渋谷駅構内の窓から】

サザンテラスの光芒

  【11月8,JR新宿駅南口〜サザンテラス】

秋の日が西の空に薄明かりを残して、たった今暮れたばかり。 新宿駅南口から甲州街道を渡って〜サザンテラスの光のページェントを見ようと・・同じ思いの人達と波となって光の世界にまぎれこんだ！！

秋から冬へのシーズンの到来を告げる幾千幾万の光の粒は〜暗さを増しはじめたサザンテラスのあらゆる場所から光芒を放ち・・日常を忘却させる異空間を描き出していた。

ここに来ると誰もが眩いLED 電球の光の粒子に、頭から身体中を掻き回されるだろう・・そして足元にはゴールド＆ホワイトの光彩の草花が輝き咲いている。
Cafe'＆レストランの通りからJR の線路を見下ろす小径に入ると〜彼方に代々木駅前のNTT 電波塔が浮んで見えていた。

もう何年前の事になるだろうか〜イルミネーションを架設する初の作業を、ハンズに来ていて偶然に目撃している。　初年度は高島屋＆ハンズ側のテラスだけの点灯が〜年々と拡大して現在ではサザンテラス全体が輝く季節のイヴェントになっている。

◆その当初はLED 電球ではなく、オレンジ色の豆球だったと覚えている。　日暮れ前のテラスで作業員達が、サンタやトナカイの骨組みにコードを巻き付けて、何度もテストを繰り返していた・・◆

秋’わたる並木

 

【世田谷区成城６、成城大前の並木道】

 

母娘が話しをしながら〜銀杏並木を渡ってゆく。
大きな袋を両手に抱えた二人は〜成城駅前あたりで買物をして・・家へと帰る途中なのでしょう。

或る男が　一本道や　並木道に　来ると
何故か　気持ちが　とても素直になると　言っていた
＊　＊　＊
並木道が描く　透視図の　遠近ラインと　目線を結ぶと
一瞬間　ツーンと　心が洗われる様な　そんな感覚を　受けるから
並木道には　ある種の　浄化力が　あるのだと思う！！

◆横断歩道の白線を踏みながら、振りかえると成城大前の周辺が雑然としている。校門の松の木の間に[SEIJO FESTIVAL]  の白いゲートが出現していた・・秋の学園祭なのか◆

秋の坂道花壇

 

 
坂のある街は　魅力ある街だと　確信している
＊　＊　＊
成城は　魅力的な坂が　幾つかある
秋の草花が咲く　ここは三丁目　なかんだの坂
車などが　めったに来ない　近隣の人達が　上り下る坂道
＊　＊　＊
自宅横の　道沿いに　板囲いの　花壇が　造られている
ピンク　紫　ホワイト　黄　シックな草花の　ガーデニング
＊　＊　＊
薄ぐもりの　秋の日　静かな時が　流れる
坂の道　花壇
＊

◆ここは崖周辺の住宅地に建つ家であり〜斜面側に造られたウッドデッキから外部への・つながりとして花壇が造られている・・◆ 【世田谷区成城三丁目、なかんだの坂の降り口】