[Rappo' Land blog]

島田製粉所の枇杷の木

　

今までにこんなデッカイ枇杷の大樹を見た事がなかった〜それが何といっぱいのビワの実を付けているのだから・・
軽い驚きと共に或る種の感動を覚えた！！

ここは世田谷の環八通りから裏へと曲がって入って来た住宅地域であり〜地元にある大きな島田製粉所の敷地内にある、事務棟の一隅なのです。

黒に近い緑の特徴ある大きな葉形の重なりの間に〜犇めくように黄色の実がビッシリと成っているが・・それは未だ小型で幼いサイズだ。

自分は果実類は皮と種の処理が面倒であり苦手だから〜食べ物としてより置き物として飾って眺めるのが好きなのだ・・この幼い実を宿した枇杷の姿にはとても魅力を感じた。

今回は島田製粉所の自販機では〜好物の麦粉菓子と黄な粉を買ったが・・サラダ菜の一束も追加して買った。

◆枇杷の形状から楽器の琵琶は名付けられている〜その楽器は中近東地域と中国から日本に渡来している・・と云う事は果実も同じ来歴と察する事ができるのでは・・◆

ー世田谷区千歳台２丁目ー

目黒川流れる街

駅前に屏風のように立ち並ぶビル群の角を曲って〜ビルの間の道を数十秒も歩いてゆけば・・西五反田の街中を流れる目黒川畔にゆきつく・・！！

JR山手線ガードを抜けて来た、八ッ山通りと共にそのまま進むと・・目黒川に架かる大崎橋の上に乗る。この辺りは表＆裏通りも有名無名大中小飲食店の多発するエリアであり・・まさに激戦地の様相を呈している。

川辺に立つビルの壁が反射板となって目黒川を照らしているけれど〜街路樹を映した緑の色よりも、川の水の濁った茶黒い色のほうが、強く目には映ってくる・・。

橋上からは上流に架かる道路橋の五反田大橋が見えるが〜車の流れは引きも切れず帯になって往来する状況が・・この位置からも確認する事ができる。

◆街は変わる〜橋近くに古くからあった大きな旅館は、解体されて大きなビルが出来たり・・数軒あった商店がふぃと、消えると高層ビルが出現したり・・。１０年の間に見上げるばかりのビルが・・空を区切る街になっている・・◆

ー品川区西五反田の川沿いの辺りー

モヤイと見る路上

モヤイ像は、JR渋谷駅南口のバスターミナルを見渡す路上の〜
南西の方に向って置かれてあるけれど・・
モヤイの視線のその先きは、何処に焦点を結んでいるのだろうか！！
＊　＊　＊

モヤイは季節の花々を植えた円形のガーデンの中にあって〜
そこには新聞を読む人、誰かを待つ人などがてんでに腰かけていたりする・・。

プラタナスの樹影が、舗道に斑な影を作る中を通り抜けてゆく人がいる〜
足元に自分の黒い影の切り絵を踏んで・・陽射しの中にただ佇んでいる人も居る。

停留所を出発した路線バスは〜客を乗せて広大なロータリーを一巡すると・・
モヤイの視界の外へ走り出てゆく。

左右から道が交差する街角に新聞雑誌の売店がある〜
アスファルトの路面の記号に指示されて、すれ違う人々は皆他人であり・・
駅からセンター街、１０９、デパートに向い散り々の筋道を追ってゆくのです。

◆午後の渋谷の街を行く人々は、無名な存在であり〜ガードで仕切られた暗い影の中から日当りの歩道へと出ると・・シマシマの白線を踏んでその先へと渡ってゆく・・◆

ーJR渋谷駅南口の路上・・ー

並木の道と丘の家

野川と平行する並木の道に来ると誰独りの姿も無く、一台の車も走っていなかった〜これはとカメラを起動するチョツト間に、ママチャリとワゴン車が侵入して来た・・いつもそうだ、ほんのちょつとの間に夾雑物が入り込んでくる・・そして期待は裏切られる・・いつもそうだ！！

この辺りには１０年前までは、ゴルフ練習場とテニスクラブがあった。現在では川沿いの広大な土地を開発が行われてNew Townが出現している。ゆったりとしたリゾート感覚の住宅が左右に建ち並んだ中央に〜この落葉樹を植えた並木の道が設置されてあるのです。

並木の真一直線を目にすると、そんな土地の事情は関係なく〜爽やかな気持ちが湧いてくる・・。

その場から目線をパーンして成城の丘に向けると・・崖地の樹木と建物とが濃密に見えてくる。そこには偶然なのか、左右アンバランスDesignの家が何軒もあり〜また屋根を見ると尖塔の型をした屋敷が前後にあったりと・・異国情緒と言うか無国籍と言うか・・・。

◆自ブログで崖上に建つ家を何軒かアップしている〜上の道からは崖側の表情をキャツチ出来ない・・下の道から距離を置いて見ると、どの家か判断の難しい場合がある・・◆

ー世田谷区パークシティー成城の並木あたりー

花屋のバックヤード

なかなかの混沌美を見せるバックヤードの緑の眺めだ〜／表通りの花Shopでは色トリドリの季節花を店頭で売っている／ご近所だから、裏から花屋のバックヤードの雑然さを覗き見る楽しみができる／表通りから来ると道沿いにはフキの葉が繁茂している・・／ここは広範囲な敷地があって奥には古い蔵があったりもする／足元の雑草を刈った自然道が庭木戸ゲートへと導いてくれる！！

花Shopでは自家産の野菜を販売しているから、バックヤードの一角には畑もある筈なのだ。ゲートの入口周辺には以前にShopで使ったであろう、ベンチや巣箱などの様々な物が・・整理されたフリーな状態で置かれてあったりする。

地面には種からこぼれ咲いた花もあり、素焼き鉢の大小各種があり、コンテナー鉢なども無造作に積んである。そんな中に石膏像のエンゼルが一体だけ守り神の様に置かれてあった。

◆成城の高級と呼ばれる住宅街と隣接するこの辺りは〜調布市であってもバス停留場の看板には・・成城の文字が記されてある・・◆

ー調布市入間町三丁目のご近所さんー

喜多見車輛基地の景

青空のある日以外は、無彩色な高架橋のコンクリート色が空域を支配するこの辺り〜殆どモノクロームな無表情を見せる線路際の景色に・・わけも無く惹かれる！！

小田急線が車輛基地へと分岐する地点は〜成城学園駅と喜多見駅の間を流れる野川を越えた直後の所で・・川沿いにある公園近くの路上からは、北へと大きく弧を描いた高架橋の勇姿が見られる。

基地の管理棟などが、堅牢なフェンスに囲まれた所内に幾つか建っている。

本線から分岐した高架橋は車輌の点検・修理の為に〜北の高台にある「喜多見ふれあい広場」の地下基地へと・・誘導して潜ってゆくのです。

◆未だ一二度しかないけれど、夜の時間帯に基地へと向う無人電車は〜闇の中を光る大蛇となって走ると・・スルスルと広場真下の巣へ帰って眠るのです・・◆

ー小田急線、野川近くの線路際からー

Y’字路の花壇

朝から切れ目なく降っていた雨は、午後の真ん中の時間になつて止んだ。桐朋学園前のバス乗り場に来ると、出た直後らしく三四人の客は居るがバスはなかなかやって来ない。この辺りは学校と寺と学校とがサンドイッチに並んでいて・・裏に墓地があったりする界隈なのです！！

バスを待つ横にマーガレットやデージーの咲く花壇があり〜白・黄色・ピンク・紫の花達は・・早朝からシトトに降った雨をたっぷり吸収した顔艶をしていた。

このY'字路の花壇は、バス通りから学園裏へとゆく脇道とが作る三角地点であり〜地植えの花壇ではなく、各種のプランター容器の素焼き丸鉢や木の樽型プランター・・等を集めてこれだけのボリューム花壇が造られてあるのです。

◆Y'字路の店は「◯◯工房」のボードが出ているから、街の花店ではなく〜何かを作るShopなのでしょう。この時間は学生達が下校して駅へと向う姿が・・Y'字路花壇の横を次々と通ってゆく・・◆

ー調布市、桐朋学園前バス停の横に・・ー

街のテニス・コート

ネットで四方をぐるり囲まれたテニスコートは・・商店街の通り沿いのスーパー「S」横にある。いつも先生（インストラクター）と子供達の声が聴こえるテニス・スクールを〜買物ついでに覗いてゆく見物人が数人いる！！

スーパー「S」には今年になってから何度も来ている。入口奥と云うか駐輪場の隣りにあるから、高く張った金網に顔を近寄せて、コート内でラケットを振る子供達の姿をしばし・・見ている。

この辺りは祖師谷通りであっても、住所は千歳台に入るかも知れない。テニスコートから奥へは住宅がびっしりと建ち並ぶ地域であり〜車が１台通る幅の道がうねうねと続いて・・かなり人口密度の高いエリアが控えているのです。

◆コート内には数機の照明灯と円い大時計が生徒達を見守っている。時々は子供達を外へ連れ出してランニングする光景を目にする事があるが〜横から先生の鋭い声が飛ぶ・・◆

ーウルトラマン商店街の駅前から離れた祖師谷通りー

廻沢南公園の大木

この辺りの道筋は整理されたのか〜

以前よりスッキリしたなと、

つぶやきながら街角を曲がると・・

巨木が立っていた！！

それは廻り沢南公園内に〜

ドンとあるケヤキの大木であり、

その巨大さは遊びに来ている親子連れや〜

スベリ台＆ブランコ等とは・・

比較するのは不可能なほどの、

圧倒的なデッカイ迫力の容姿で〜

吹く風の中、

カモクニ・・ソビエテイタ・・。

とにかく大樹を見あげる事が好きだから、しばしその場で見とれてしまった。廻沢は”めぐりさわ”と読むけれど、現在の地名には見当たらないのです。

地図で調べると千歳通りにある”廻沢バス停留所”と・・環八の一本裏を芦花公園へと向ってゆく”廻沢通り”とが記載されてあります。

◆地図は毎年買っていると云っているけれど〜気付けば昨年は何故か忘れてしまっていたから・・近々に最新版を購入すると約束する・・自分自身に◆

ー世田谷区千歳台二丁目にある公園ー

環八船橋交差点

この環八船橋交差点に立つと、すぐ目前を大型トラックが ビューンと轟音を発して次々と疾走してゆく。ここから幾つか信号が見えているけれど〜どの信号を読み取れば良いのかと判断に戸惑っていると・・婦警さんがいてサポートしてくれた！！

この日に行きつ戻りつした場所は、世田谷の千歳台側から〜船橋側へと千歳通りが環八の大通りを斜めのラインで横切ってゆく、ポイントなのです。

３枚のスナップからの理解は難しいでしょうが〜渡るのに直角だったら短いけれども・・向い側まで斜めの白線は距離が長く感じて不安を抱かせるのだ。

同行者は婦警さんから、すぐ横にある歩道橋をすすめられて、素直に上がっていった。

◆この環八船橋では、千歳通りだけではなく〜砧浄水場からの荒玉水道道路が一直線となって南から北へと、この環八を横切ってゆく・・◆

ー世田谷区の環状八号線ー