JR上野駅前から東へと都電の走った直線道・・すなわち浅草通りを行くと〜隅田川に架かる青色ペンキ塗りの駒形橋へと辿り着く。
東京メトロ銀座線「稲荷町」駅の界隈は現在の表記は東上野になる。
上野駅〜田原町へと通じる真直ぐな道の日の陰る右側には、江戸時代から仏壇仏具を商売う店の老舗が代々受け継ぎ、軒を並べている〜今はビル建築。
ちょうどG.Wの終りと「下谷神社」の祭りの最終日が重なり同時に幕を下ろした。
そして次の日小雨に濡れる赤い鳥居の前に私は立っていた・・。
この神社の祭りを始めとして・・下町では次々と祭りの波紋が広がって行く〜
Tokyo'の初夏のスイッチが押されるのです。
この地区は昭和の初期からの古い建物・トタン張りの長屋などが、実物展示場の如くに集り、何様式とも呼べない折衷の面白い建物を数多く見受ける事ができる。
ー以前この界隈にカウンターだけの極小の洋食屋があった〜地下鉄も終わった夜中過ぎの漆黒の街角に、クロンボかボンクロの店名看板に明かりが灯り営業していた、浅草六区にあるヨシカミに似たこの店のルーの味を今も忘れない〜そして食べながら永遠に夜が明けない気がしたー
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