秋の彼岸に電車を乗り継いで「妙音寺」へと来た。
門前の道を北へと行くと言問通りにぶつかり入谷の界隈になる〜
その先は三ノ輪に至る、寺の横から東へ2・3分歩けば合羽橋道具街で〜
商店がビッシリ並んでいて向い側は西浅草の地域になる。
■本堂横の玄関に立って寺の大黒さんと気候の挨拶などを話すうち〜
火を点けた線香の煙が充満して、咽せて、目にも滲みて・・
早々に墓地へと辞去する・・墓石の間を吹き抜く風は強く・・
線香の束がボワッーと赤紫の炎に燃え上がって消えない〜
■墓前を花と水で清めて・・お経を唱えようとして気付いた〜
今年の春に調布「深大寺」で新たに求めた経本を忘れた事に・・
開経偈から・・声を出して唱えてゆく〜何ら戸惑う事なく・・
皆共成佛道と読み終了した、記憶脳に保存されていたと云う事か!
・・青い秋空と白いウロコ雲の下に小学校・マンション・
何かの工場や古いアパートが周囲に立っている・・
ー兄父母と世話になった近くの墓石と石工は甥達の友達で、この界隈の祭りの仲間でもある〜大通りに出る角には落語家の集るトンカツの「気賀亭」の暖簾が下がる。 上野駅前から田原町へと伸びるこの通りには、仏壇仏具店が数多く軒を並べる・・江戸時代から代々脈々と続く老舗もあるー
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