賑わいを見せる車やバスの往来する表通りから脇道へと入ると・・
そこは一転して趣の異なる・・ひっそりとした住宅の連なる地域で、
時々は猫の姿も見受けられる。
歩を進めて行った左手に〜目指すー竹囲いの小路ーが見付かる。
■曲がる角の家は潜り戸の小屋根の上にアケビ(マタタビの仲間)の
蔓が隙間なく絡み合って乗っている・・そして竹垣の塀が奥へと〜
導くように慎ましく控えて立ち並んぶ姿を目にする。
未舗装の地面は前夜の雨で弾き出された砂利がバラリ転がる〜
水溜まりは秋に入った微妙な空模様をサラリと映している。
■均等に竹の列が迎える突き当たりの奥には昔からのアパートと、
2軒の住居が密やかに普通に暮らす・・日常が伺える。
今しがた宅配車が道幅ギリギリにギシギシと音を起てて〜
裏道へと消えて行った・・排気臭を辺り散らして・・。
ー昔からこの近辺には竹が植わっていたようで・・30メートル先の裏道に出て
左へ行くと獣道らしき一帯があり、そこはZ状に折れる道の両側が・・
今も深い竹薮になっている・・そこは私の好きな通り道でもあるー
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