「お茶の水ー聖橋上で」

　

今日は「神田明神」には寄らずに御茶ノ水駅へと渡る「聖橋」の・・
袂に差掛かった、うっそうと深く濃い緑に囲まれた「湯島聖堂」の・・
脇道では落下して弾けたギンナンの強い匂いが鼻奥に刺さった！
「ニコライ堂」の円屋根が西日を浴びて少しだけ・・見えた。

■渡り始めた橋の上では若い娘が軽快なステップで中央車道のフェンスを乗り越えたりしている〜作為的な笑顔が妙だなと思ったら、少し離れた所で・・背の高い男が何かの合図を送る様子が見えた・・その目線を追うと対岸のビルから撮影でもしている事が判明した。

■橋の中央に立つと広い東京の秋空が見渡せて何とも気持ちが良く〜
日が静かに沈んでゆき・・ビルが黒い墓石の姿に見えてくる。
下方で突如ゴ〜ツッと轟音が鳴り響いて神田川を渡る地下鉄丸ノ内線と、
JR中央線が同時に走って出現したのだった・・急いで撮ったので・・
ぶれてしまったが臨場感だけは伝わると思う〜。

ー人と車で混雑する駅前へと来ると、完全に夜のモードに反転している〜
　　学生の街「お茶の水」喫茶店・書店・食事所・楽器店のネオン看板が・・
　　　　　店前を通る人の顔を赤・青・黄色にと染めあげているー