【世田谷、祖師谷公園ー宮沢さんの家】
枯葉も散り2006年12月も中旬を過ぎたー
街中ではクリスマスの明かりが一見華やかに冷たい夜に咲いてはいる・・・
街の形状も流行の移り変わりもめまぐるしい此の時代に有って〜6年前に起きた無惨な宮沢さん一家殺人事件が・・忘れ去られようとしている。つい先日の事、警察と地元の人達の集りがありTV報道されたが〜犯人逮捕につながる新情報は無いに等しい事に変わりはないーもちろん外野席からの感想です。
■日の暮れる前に川沿いの道を鞍橋から上流の宮沢さんの家側へと渡って向った〜人が住まない、淋しい、生活反応がない、荒廃した姿で、それはただ取り残された殺人事件現場としてのみ、その家は存在していた。
今回は警察関係の車輛もパトロールする姿も見えなかった。
川へ出る塀の囲いの崩壊箇所がこの事件の捜査の後手々と脆さの崩れにも重なって感じてしまう・・。
次の橋の袂にある神明神社に出ると・・イチョウの落葉が真っ黄色に敷き積まれたS坂をゆっくり踏みしめてのぼり・・留学生会館の裏を廻って暮れ急ぐ冬の道を家に戻つて来た。
ーそこには冷たい風が吹いていたー
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