【下北沢一番街出口踏切り】
ケーンケーンと鳴る踏切りの音に誘われてマーケットの外に出て来た〜
小田急線のホームから新宿へと今スタートした電車のライトが光って目に眩しい、黒&黄色の遮断棒の前で足踏みして南口へ渡る人達が待っている。
■踏切りの存在が・・効率を最優先とする都市生活では〜
最近になって各所で不便と危険が問題にされている〜
2000年の前後から小田急沿線では高架への移行が進んだ結果・・
踏切りの場所が減少して楽な往来が可能になった。
その場の記憶が残る私は何故か立ち止まってしまう・・
そんな事は知らない車はノンストップで何の抵抗も無く通過して行く〜。
■下北沢で歴史ある商店が軒を並べる「一番街」の踏み切りに来ると・・
工事の真っ最中の場面にぶつかり待たされる・・。
三軒茶屋から茶沢通りを来る車が環七、甲州街道へと通じる箇所で〜
車の台数が多い、一番街から渡ると左にフィツトネスクラブがあり・・
その先にスズナリホールの建物が見えて来る・・。
■現場作業員の光る棒を持つ手が大きく振られて、電車が地響きをたてて走り去ると〜地上に影が濃く刻印されて夕暮れの色が一層強くなった。
ー街の明かりが下北沢のアチコチで次々とマタタキを始めた・・
そして・・今・・踏切りは静かに息を休めている・・ー
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