「下北沢マーケット迷宮行」

　

　

駅北口マーケット迷宮への入り口は2つあって〜
駅すぐの入り口は先が見通せない細さと荒れ具合で、酒場の提灯が下がっている、駅前のピーコックストア前から入る角には幾度か店代わりした後に薬局が・・反対角にはレンタルBox（詳細は省く）の店になっていて、電気店、CD&DVD各種メディア店が軒を並べて営業している。

■その先隣りからは閉店した店のシャッターが冷たくつづく・・
このマーケット中央辺りは正に迷宮で、路地を折れて曲がると前後不覚に陥る〜さらに進んだ先に洋品店、画材屋、古着屋、菓子店・・と裸電球が灯る温もりの場所に到達する〜。

■このマーケットは戦後の闇市が原点と思っていたのですが〜
大正十三年創業の看板のかかる店を発見した、それが一枚目の写真で〜
店の外にイス＆テーブルの古い家具や棚を並べて有るのですが・・
和菓子と書かれた看板も出ているので・・？？
この店の周りにだけ時代の半透明な薄いベールがかかった様で・・
カスミが漂う雰囲気の空気に迷わされて・・しばし佇む・・。

ーそんな空気を破って踏切りの音が高く鳴り響いて出口に来た〜
　左手前のshopではスニーカーが山と高く積まれている・・
　店先で客を招く男女の金髪頭が踏切り音とシンクロして揺れてるー