[Rappo' Land blog]

「2006年末ー浅草橋」

【JR総武線浅草橋駅前】
これは昨年末に浅草橋に寄った時の写真ー
■駅の石段を降りた場所に「年末ジャンボ宝くじ」の売り場が並んでいた。
X'masが過ぎて正月用の買い物客や会社帰りの男女で混雑する、夕方の駅前なので係員が出て整理をしている。
3店の売り場が有るのに何故か真ん中ばかりに人が並び長蛇の列を形成している〜時々は待ち切れない客が抜け出て、横の店で渋々買って帰る人の姿もあったりする。
不思議な事に街路樹のイチョウの黄葉がこの場所だけに残って・・歩道にその黄色が散り敷かれている〜何か人々の放つ欲望の熱気が影響を与えているのではないかと思う。

■同行するカミさんが買い物用のバッグを買いたいと・・専門店のあるビルに入って行った。
仕方がないのでブラリと神田川にかかる浅草橋の上に行ってみた、釣り船？遊覧船が浮かぶ橋の近くの川面は暗いが・・少し上流のアキバ万世橋の辺りは発光して明るい、水面にビルの明かりが映って波に揺れながら・・奇麗な帯になりこちらの橋に向って近づいて来る〜。

ー結局・・ここでは買わずに帰路の新宿駅構内南口の売り場で〜
　バラ券を10枚買ってポケットに大事に入れて帰った・・
　・・残念ながら夢は消えてしまったが次回は当ててやるぞ〜
　今回は絶対に当たると思って買ったのに薄い夢で終った・・
　カミさんも外れてしまったそうで・・ー

「まんじゅえん」

　

【調布市深大寺前バス通り】

Cafe'＆雑貨店ー深大寺に参拝した後に必ず寄るトコロ〜

■店内には手作りの陶器や布物が分厚い木の棚と卓に・・
雑然とした置き方で陳列してあり販売されている〜
それが店の空間飾りにもなっていて女性スタッフ達の・・
立ち働くエプロン姿と共にアットホームな雰囲気を作り出している。

■正月は混み合うので、相席になるのは当然の事で〜
大きなガラス戸から出た外に4席ぐらいテーブルが用意されてもある。
今回は田舎しる粉￥600を注文する・・かなり待たされたが〜
ほど良い甘さで美味しくいただいた〜塩コンブ細切りとお茶つきで。

ー会計の時におつりと共に豆独楽を2つプレゼントされて外に出る〜
　そして深大寺ともお別れして〜丘を下って野川沿いの道を走る・・
　行く手に次々・・鴨・都鳥・白サギ．背黒セキレイと姿を見せる〜
　橋下の流れの中に数匹の緋鯉をみつけた・・ー

 

「深山茶屋ーそば処」

　

【調布市深大寺ー山の上】

「深大寺」の初詣を終えると小腹が空いた〜
混雑する人波から逃れて山道へとつづく方向に進む〜
魅力的な段々が切り通しの斜面のカーブに添って登る場所に出る・・
湿気を帯びた地層を目で楽しみながら踏みしめて一段々と上がる。

■登り切った所に「深山茶屋」「そば処」の暖簾と看板の茶店・・
もしくはあばら屋風造りな・・仕掛けの門をくぐって入った。
初めてではなく5・6年はこの店に暑い時・寒い季節と寄っている、
樹木に囲まれた外の席は吹く風が寒く冷たくても気持ち良く・・
樹間を飛び回る小鳥の姿も囀りも自然の中ではのモノ。
今日は奥の席にあがって甘酒と、かき揚げ蕎麦をゆっくり食べる。
ここは常連さんが多いのか順次登って来ては席が埋まってゆく〜
手伝いの人達が大忙しで・・注文聞きと盆運びで走る・・。

■「神代植物園」の深い雑木林の丘陵が背後に控えているので〜
自然の気が濃厚にこの地帯全域に流れているのを感じる・・そこが好き。

ー丘の上の墓地に陽光が降り注ぐ道を・・西へと歩く〜
　冬枯れた畑に梅の木が植わる農家と材木屋の作業小屋が見えて来る〜
　カーブして曲がる坂を下りると騒音がしてバス通りが近くなった・・ー

「深大寺へ初参り」

　

【調布市深大寺】

2007年の元旦は晴れの朝を迎えた〜
初詣に調布の深大寺へ午後を過ぎてから出発する。

■野川沿いの道を幾つもの橋ー馬橋・車橋・おかね橋ーを過ぎて・・
中央高速陸橋下をぬけると参拝の人が数を増して自転車を降りる、
その人波と渦に巻かれて共に坂を乗り越えて深大寺への道をたどる。

■参道入り口で係員が整理をしていて最後尾に並ばされる〜
おまんじゅう、甘酒，たこ焼き・・の出店が正月らしい匂いをとばす。
数年前に突然と出現した「鬼太郎茶屋」がネーミング効果もあり・・
二階屋で庭もある古い田舎屋の造作が人を集めているようだ。

ー長い列は遅々として進まずあきらめてキョロ々するうち・・
　やっと藁葺きの山門に到達した、そこから振り返ると・・
　外のバス通りまで・・ビッシリ人の波で埋まっていたー