【世田谷区成城ー4丁目】
成城に来ても駅の周辺と商店街でのショツピングや飲食が目的で去り行く多くの人達には、殆どこの急勾配の坂道の存在を知らないのではないかと思う。
成城地域から喜多見へとつなぐ坂道の一つで、その名の由来は坂を下った左側に慶元寺不動堂(湧き水が今も水音を響かせている〜)不動尊があるから付けられている・・。小田急線が通過する上には成城の4丁目〜3丁目間をつなぐ不動橋が架けられてあり、西方の富士山を望むには絶好のビューポイントになっている。
「行きはよいよい帰りはこわい〜」はこの坂道にも当てはまる歌詞でもある・・
東北地方では、大変で疲れる事を(こわい・・)と日常生活で使う習慣がある。
車が坂の面に吸い付くように上って行くが坂の中程で曲がりを見せて・・更に傾斜角度がプラスされている、自転車を降りて引いて上る人や、前傾姿勢のまま徒歩で登る人が(何だこの坂は〜)と自分で自分を励まし呟く声が聞こえる・・都下の立川方面から小金井あたりを伝わって延びて来た、国分寺崖線の一つの坂が不動坂なんです。
成城に在住のデザイン&アート界の有名人「Y氏」のブログにも、早朝に不動坂を下って野川にアササンに向う〜うんぬんの文章が書かれてあった。自分でも幾度もこの坂道を往来しているが〜左右の家並みで判断すると8割過ぎたあたりで、血中疲労濃度が急に高まるのを感じる・・。
ー喜多見に住んでいる、叔母さんが一年に一度はママチャリを押して・・
不動坂を登って来てくれる・・本当にしんどい坂だ・・
と云いながら額に汗を浮かべてお土産の新鮮野菜と一緒に・・ー
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