東京の下町として人気がある根津で生まれ育った私には、この交差点に差しかかると〜
大都会に今来ていると何か気持ちが高揚して押さえる事が出来なかった記憶がある!
その昔から広小路界隈のランドマーク的存在の「松坂屋」デパートが健在でこの十字路を永年に渉って俯瞰している。東京メトロ銀座線が地下の食品街と階段でつながっていて〜もう一つ大江戸線とも乗り換えのアクセスが出来ている・・。
地上の十字路を東へワンブロック行くとJR御徒町駅でアメ横の入口が見える〜
また西へワンブロック進んで向うと天神下に地下鉄千代田線の湯島駅が待っている。
北へ1・2ブロック行けば不忍池〜JR上野駅で、南に向うとアキバ〜日本橋〜銀座と、
各々の街が特色ある容貌の大都会のラインが展開されている・・。
この十字路から近くに大衆文化の寄席「鈴本演芸場」が見えている・・・
その右隣りには福神漬けの本家本元の元祖「酒悦」が特徴ある店の看板を揚げている。
元祖と云えば「トンカツ」の発生がここ広小路界隈であると度々話に聴いている。
確かに昔から〜今も横丁に入るとトンカツ・豚カツ・とんかつ・の看板を多く見かけるし、有名店から路地奥のカウンターだけの小店を含めて十数軒での食経験が有る・・。
トンカツに限らず下町の味覚が色々と広小路の十字路の周囲に集っている〜
とすればこの界隈は下町グルメの宝庫と呼ばれて何の不思議はない・・・。
ー子供の頃この十字路の角近くで「泣き商売」ナキバイと呼ばれた路上サギ行為を、
何度か見た・・フロシキ包みや手荷物を持ち、工場が閉鎖してナントカカントカ〜と同情を誘うと、そこに口達者なサクラが登場し(品物は良くこんなに安い)と客を集めて・・万年筆・ライター・メリヤス下着・靴・瀬戸物などetc・・を売りさばく〜
タレントを使って商品の良い安いをアッピールするTVショッピングと似た手口か?ー
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