梅雨の一日、隅田川の東岸をウォーキングしても持参した折りたたみ傘を使う事は無かった〜
遠くの橋も対岸のビル群も、川霧が湧いたように霞んだ風景の中にあった・・。
手前のテラス水辺から見た時の華奢なイメージとは違って、清洲橋に来て見ると、あんどん型のライトも点灯し始めて、鋼鉄の逞しさと安定感の表情を浮かべていて・・夜へと誘導する夢幻の夕景が展開されていた。
清洲橋は隅田川に架かる数ある橋の中でも最も美しいとされるフォルムを維持している、参考としたのがドイツのライン河に架かるケルンの吊り橋がモデルとされている。
「清洲」の名称は公募により、深川の清澄町と日本橋の中洲町から採用されたのですが〜もともと以前からこの所には「中州の渡し」と云う渡船場があった場所なのです。
■関東大地震後の復興事業として東京市により計画された橋で〜
(竣工ー昭和3年/鋼鉄製吊り橋/全長ー186.3m)
「震災復興の華」と呼ばれた優美なラインを持つデザインをしている・・
「帝都東京の門」と呼ばれた永代橋とは好一対になるように設計意図があった。
ー2007.6.18、都道府県の道路橋としては初めての事になる〜
勝鬨橋、永代橋と共にこの清洲橋が国の重要文化財(建造物)に指定された・・
そんな最新のニュース報告がありました・・ー
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