【江東区常盤1〜清澄1に架かる】
小名木川が隅田川の本流と出合う手前に架かるのが万年橋で〜
その姿は隅田川水系に架かる名脇役五橋のひとつに数えられている。
その他の4橋は北十軒川の枕橋/山谷堀の今戸橋/神田川の柳橋/日本橋川の豊海橋。
その昔に万年橋の袂には検問の為の船番所があったのです・・
と言うのも小名木川は江戸と房総とを結ぶ〜水運の要衝で重要な河川だった。
千葉や茨城方面からの物資を積んだ大小の荷船が数多く行き交っていて、その出入りを管理する必要があったのです。
万年橋は小名木川の第一番目の橋として江戸時代から下町の庶民に親しまれており〜広重の浮世絵「深川万年橋」では橋の欄干から富士を描いて、亀を細ひもで吊るしたユニークな構図は一度見たら忘れない、また北斎の「深川万年橋下」にも描かれている。
現在の橋は昭和5年、関東大震災復興の一環として東京市によって当時の最先端技術で架けられた。形式はアーチ型ですが、トラス橋構造を採用しているとの事です。
ー橋の上から見てすぐの所に青い水門がある、両サイドに緑の木々が植わって・・
高橋ー深川橋ー扇橋と幾つかの橋から一直線に伸びて荒川へとつながっている。
清澄庭園はスグそこで、深川江戸資料館のある白河にも歩いてゆけるのですー
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