【日本橋人形町ー甘酒横丁】
磁場に引き寄せられるように大通りの信号を越えて甘酒横丁にと渡って来た〜
お茶屋さん豆腐屋,蕎麦屋、寿司屋、和菓子屋と道の左右両側に美味しそうな店舗が、競い合うようにして軒を並べている。
この道を真っすぐ進んで突き当たった所には明治座がある・・
何度かこの横丁を訪れているが、その華やかな舞台上に自分が登場でもしたかの様な気分に毎回なるから不思議だ〜そんな演出がこの通りにはされているのか・・。
柳家のタイ焼きでは、今日の店じまいを始めたようで〜
いつも行列する人達の姿は見えない・・渡って店前に行くと女性客が立ち去った所で、店のお兄さんと目が合った「あと2個で終わりで〜す」と声をかけられた。
創業90余年の柳家の本日の最後の客として名誉ある(大袈裟な〜)買い物をした。
1個¥130の熱いタイ焼きを紙袋に入れてくれた、カリカリと香ばしい尻尾から齧ると中から割合いにサッパリしたつぶ餡の甘さが口中に広がった。
ー何代にも渡って作り続けている三味線などの和楽器の店や、
つづらの手箱や衣装箱などを根気よく家族で作っている家もある・・
華やかな店〃と地味な作業の家が好対照で並ぶような〜
そんな奥の深い横丁だから魅力の磁場が沸くんだ・・ー
コメント