【墨田区森下町〜中央区日本橋】
都営大江戸線に乗って隅田川の川底下を(信じられない気持ち)潜って墨田区の森下駅に下車した〜
こんなに深く掘って、しかもこんなに大規模な地下道を(税金を使って)構築したのか??やっと改札を出ても隅田川に近い出口が掲示板の地図を見ても判然としない、数多くの出口があるので戸惑いながらも・・とにかく地上に脱出した。
初対面の森下の街には何らの違和感も覚えない、トキメク心の脈も響かない、そこにはごく〃見慣れた何処にでもあるような道筋が伸びていた。
清澄通りの角から川の方向へとしばらく行くと、遠くからでも鮮明なオレンヂ色の四角な巨大鉄柱の2本が見えて来た。「川って気持ちいいな〜」と橋の中央に立って、手摺にもたれると自然にそんな言葉が口を突いて出た・・。
■「新大橋」〜大橋と呼ばれた「両国橋」の下流に架けられた事で「新大橋」の名が付けられた。中央に立つオレンヂ色の親柱が張った白いワイヤーを吊りあげるスマートな形状が特色と云える。
■画家のゴッホが大好きで、油絵に模写した事で有名な・・
広重作の浮世絵「大はし阿たけの夕立」に描かれている木の橋が昔の新大橋なんです〜私は最近まで両国橋だとすっかり思い込んでいました。
ー墨田区の森下地区と日本橋の水天宮とを行き来する車のボディーが・・
この橋上を通過する一瞬にオレンヂ色に染まって走り去ってゆく〜
橋の東岸のベンチが置かれた所で一匹のノラ猫と出会った・・
ふっと、ゴッホに猫を描いた絵があったかな・・と思ったー
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