久し振りに草喰われの家をアップする事になるのですが〜
この住まいはバス通り沿いに建っているごく普通の木造住宅の2階屋です・・。
草(オカメヅタ)に家が覆われてはいても、住まう人の精神が反映するのか・・
少しも荒れた感じを受ける事のない佇まいをしています。
門扉に小さな看板ボードが出ていて、絵画/工作の文字が書かれている〜
そう云えば子供の自転車がいつも数台は玄関前にあったりするから・・
近所の子供達が学校を終えて、放課後に集るフリーな絵画教室のようだ。
草(オカメヅタ)は通り側の西壁面を下からびっしり上の2階へと這い伸びている、
前の通りを往来するバス等からの騒音を防御するかのようだ・・そうなんでしょう。
入口近くの門の中から柿の木が大きく枝葉を拡げている〜
良く見ると打ち重なる葉の間から、未だまだ蒼く固そうな実の幾つかが・・
こちらに顔を覗かせていた。
この家は1・2階とも窓は南に向っていて葉の間からガラスがキラリ光る〜
南隣りは農地で、夏野菜の収穫を終えたばかりなのか・・
黒々とした土が息をする様に秋空の下にある、
奥の方には背の高い里芋の緑の葉群れが集結している。
ー思い起こせば・・姪が小学生の頃に通っていたのがこの絵画教室だったのか・・
その彼女も今年の春に成人になっている・・ー
【場所】世田谷区成城8丁目あたり〜
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