これはかなりヘビー級の草喰われが私鉄沿線に見付かった〜
小田急線が高架になる以前は、駅と駅のちょうど中間あたりのここに、
シンプルな棒踏切りがあってケーンケーンと警報機の鳴る音がひびいて・・
疾走する電車の風圧が周囲の風景をぶるる’揺らしていた。
そして鉄くさい熱を帯びた気流がまだ漂い残る踏切りを渡るのが好きだった。
この踏切りがある場所の前後には、地元の人しか通らない使わないような〜
線路と金網一枚で仕切っただけの極細の道があったが、今もそのまま残されていて・・
そこに今回のヘビー級の草喰われアパートが建っていた・・。
2階建ての四角いモルタルアパートに、雑草つる草がアフロヘアー状態で密に〜
隙間も無いぐらいに、絡んで、渦巻き、喰らい、張り付いている。
そのアフロ草の陰から幾つかの窓が薄目をあけているのが見える〜
夏草の埋まる手前の空き地にはスクーターのバタバタとマウンテンバイクが置かれているから、若い連中が巣にしている気配も感じる事が出来る。
気づくと右横隣りに比較的Newな小造りなマンションが建っていて、
1階が何かのShopらしい店構えをしている〜その壁面がこれ!!
見ると色んな形の凸起ボタンが取り付けてある、壁面よじ登りスポーツ店??
ー人にも草にも壁を這い登るのが好きな性格があるようだ・・
私は地面を歩いていたいと思うが、登りたい気持ちも何処かにあるー
【場所】祖師谷商店街西の線路沿い〜
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