「稲荷町駅」Tokyoメトロ銀座線の上野と浅草の中間にある小さな駅。
日本でというよりアジアで最初に出来た地下鉄路線で〜
銀座・上野・浅草と東京の繁華街を地下で結んだ最先端の乗り物であり・・
画期的な交通手段だった、その当時の面影がこの駅に残されている。
やっと今日は気温も下がったので、昼飯を食べてから外出をする。
表参道へ出て銀座線に乗りかえ、神田・上野と過ぎて稲荷町に着き駅の階段を昇った、
地上へ出ると、曇り空から雨がタイミング悪くパラパラと降り始めたところだった。
いつもは何も気にせずに乗り降りするこの駅を、少し注意して見て見ると、
昔のモダンな意匠(Design)が和洋折衷で使われている事に気付かされた。
外壁を飾るタイルの色調や、階段下の改札口への明かり取りに和風の円窓が施され・・
何ともキュートな味で当時のモダンな空気を表現している。
稲荷町の交差点は、清澄通りと浅草通りのぶつかる所で通過する車の数も多い・・
雨粒がレンズを濡らすのを除けて、手早く1・2度シャッターを押した。
交差点を渡って花屋に向うと、いつの間にか改装されていて女店員も新顔で・・
すべてがNewなイメージに変容されていた。
ー花々が吐き出す熱だったのか、急に蒸し暑さを感じ始めた・・
浅草通りを横に曲がって入ると石塀がつづく道になる〜
午後の下町に細やかな雨がふる・・ー
【場所】台東区、銀座線の稲荷町駅〜
コメント