仙川のWクリニックには今年になってから、毎月の様に薬を貰いに行っている。
今日は血液検査の血を一本抜かれて痛かった〜と私自身であるこの男は弱音を吐く。
レントゲン室でバリュウム液を手渡されながら〜2・3日前から線が歪んで見える話しを顔なじみの技師&先生に言うと・・それは白内障や緑内障ではなく・・・だろうと教えられた。
この技師&先生は顔と姿全体が昔の友人とそっくりなので、以前から親近感を抱いている人なのだ。
そんなこんなで紹介状を持って、仙川駅から近くの新築ビル2FにあるK眼科クリニックへと初めて行って来た。階段を上がり外から二重のドアを通って入ると院内は広く、クリーンなスペースに待ち合いコーナーと、正面の突き当りには立派な受付があった。まだNewな雰囲気の院内で働くスタッフの男女は、皆んな若い人達ばかりだった。
【眼底検査】〜
診察室(1)は明るく広い最近の眼鏡店の様で、視力検査機が中央にズラリ並んで置かれてあり、壁にはお馴染みの検査ボードが貼られてあった。視力検査の後は瞳孔をひらく目薬の点滴を受けて、20分ほどソファーで待機した。
診察室(2)暗くした部屋で眼底検査の初体験を受けた。
若い先生と機械を間に1対1で顔を寄せあい、鋭い光線を目の中に当てられる。
右眼の真上、斜め、横、斜め、真下&左眼も同様にやり、まるでLSDの光の幻覚を味わう感じで苦痛も無く無事に終えた。そして結果の説明を受けたが要領を得ない話しで〜しばらく様子を見て来月に再検査する事にして今日は終了した。
受付で診察券を受け取り二重ドアを通ってビル2階テラスに出ると、駅周辺の道を走る車のライトが線香花火のように弾けて眼に映る。道に降りて家路を急ぐ眼には街明りの全てが光の輪となり、幾重にも溢れて広がる。自転車屋の前で幾つもの車輪が光って眩しくこの写真を見る シャッターを押すと私目線の映像がカメラに残された。
ー暮れたばかりの空に浮かぶ三日月も、光の輪の中で輝く・・
街中の光源がひしめき合い重複して、マナコに飛び込んで来る〜
光の幻覚に遊びながら家に向いペダルを踏み、信号から裏道に曲がったー
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