[Rappo' Land blog]

07冬〜AKIBA（3）

総武線昌平橋ガード〜

頭上のクラッシックな鉄橋をガタゴトガタと・・
総武電車がお茶の水駅から鳴り音を響かせて〜
次の秋葉原駅ホームへと向い走ってゆく。

ガード下から大通りの向う側に昌平橋が見えている、
そのクラッシックな石橋美には歴史がある。
ガード下の道をゆくオーバーコートの男女が・・
小さな冬虫の様に映っている。
時間が逆走して昔の街風景を見ているようだ。

東ー昌平橋から神田川の下流域はAKIBAの街、
西ー昌平橋から川沿いにお茶の水へ相生坂が始まる、
南ーへ向うと淡路町〜東京駅に至る外濠通り、
北ーに向うと神田明神下〜湯島天神下へは昌平橋通りがのびている。

ー淡路町交差点には都内で一番好きなスターバックス店がある・・・
　靖国通りとの角地で大通りを眺めながら飲むコーヒーが美味いのですー

【場所】秋葉原、昌平橋ガード下

07冬〜AKIBA（2）

AKIBAの裏通りでは、PCパーツ＆部品などを前に出した店々が軒を並べている〜
電子音が姦しく鳴り響くゲームShopを過ぎると、総武線のガードの壁に突き当たる。
ここのガードは鉄骨アーチ構造で高さがあり、３階まである建物がすっぽり納まっている。

「ガード下のケンタッキー」
離れた所から見たときは時季的な事もあって〜
サンタクロースなのかな？？と見えたが、
カーネルサンダースの顔看板だった・・・薄笑。
そう云えば外壁の色がフライドチキン色をしている。
入口横に’ゆったり100席’とボードがあるけど、未だ利用した事はない。

このAKIBAの街には、和＆洋食を含めたファーストフードのチェーン店が、
ほぼ全てが出揃っているのではないかと思うぐらい出店している。

ーつい最近のTV番組で知ったのですが、国内にあるケンタッキー店の中で〜
売り上げがTopの都道府県は、何と沖縄なのだそうです・・・
アメリカ駐留軍の影響で、フライドチキンを日常食べていて、
今ではプレゼントやお祝い事の席でも使う習慣になっているとの事ー

【場所】秋葉原、総武線ガード下

07冬〜AKIBA（1）

冬のAKIBAに約半年ぶりに訪れた〜
今回は最初からAKIBAの街に来る予定は無かったが・・
毎週のように山手線の車窓から眺めるだけでは、変な欲求不満がたまっていた。苦笑。

御徒町で早めに用事を切り上げると、AKIBAに向い中央通りを歩き始めた。
末広町交差点に近づく手前あたりから、街はAKIBA色を帯びてくる。
蔵前橋通りを渡るともう完全なAKIBA色のビル・建物・Shopの街となり・・
AKIBA色の人達が表〜裏通り、横丁＆路地の奥の細道までをも埋めている。

神田明神通りの角にあるラオックスPC館は閉鎖されている〜裏へと道を入ると6・7階の古いビル壁がムキ出しされて、強いコントラストのアート壁画を見せていた。

ソフマップの会員でもあり本店から・・？号店へと幾つかの店をハシゴして廻った。
秋葉館の狭いエレベーターで３階まで上がって下りると・・また々他店を巡回した。
Tokyoは国際都市〜
欧米系の人達のグループやアジア系の人達のグループ行動が目立った冬のAKIBA！！

ーソフマでデジカメ新中古（〜400画素）を見ていると白人男女グループに囲まれた、
英語で対応する日本人の店員から〜ノッポの外人店員に交代すると・・・
ラテン語の早口な言葉が飛び交い、独特なリズムでフロアを満たされたー

【場所】千代田区外神田三丁目あたり

07冬〜下北沢（16）

小田急線下北沢駅ホーム、新宿方面行き乗り場の情景〜

写真画面で右への階段を上がれば、すぐに改札口の場所に出られる。
改札を抜けると左右へと別れ、階段から外へ下りると、南北の駅前商店街がそこにある。
また左への階段を上がって行くと、少し窮屈で複雑な通路の先に、京王井の頭線ホームにゆく事が出来る。ホームの西端へと歩いて外に出ると、その道が鎌倉通り・・。

普段は反対側のホームを意識する事も無く、自分が乗る電車の来る事ばかりに気を取られている。誰でもがそんな状態でホームに居るのではないかと思える・・。

ーもう直ぐに今日の日は暮れて、通勤客が戻って来る時間が始まる・・
そのラッシュ時にはこのホームに人が溢れて埋まり、身動きが出来なくなる〜
今のこの間延びしたホームの様子が、何かとても貴重な時間なのかな・・ー

【場所】下北沢駅ホーム

07冬〜下北沢（15）

下北沢と云う街は〜

　公演とライヴのチラシが、駅前で風に舞う街・・・

　ガヤとにぎやかな街並と、シンと静かな家並みが、編み込まれた街・・・

　踏み切りから踏み切りへと、夕暮れが伝染し走る街・・・

　都会色と田舎色がチリバメられたモザイク模様の街・・・

　一つ迷路を抜け出ると、もう一つ迷路のトンネルが口を開ける街・・・

下北沢と云う街は〜

ー駅前から歩いて、折れて曲がって、折れて曲がって、

　　　　　　　　　折れて曲がって、折れて曲がって、歩くと駅前に出る街ー

【場所】下北沢駅北口商店街〜

07冬〜下北沢（14）

先月は下北沢駅に下りて街中をアチラコチラと回遊した〜
今回はその時に立ち寄ったアンティークShopへゆく用事が出来てしまった・・。
と言うのも買物した品物を紙袋に入れたまま、洋服ダンスに突っ込んでいた〜
２週間が過ぎて出してみると、買ったはずの３個の小鉢が無い事に気付いた。
確認の為に買った店に連絡をして・・今回また訪問する事になったと言う訳だ。

「アンティークライフ、ジン」
この店は駅北口の商店街を５,６分も歩けば、楽にゆける場所にある。
店前に出された台では、取り付き易い雑貨小物が雑然と置かれてあり、横にはニス塗りの卓袱台が脚をたたまれて、大中小と幾つも立てかけられてあった。

店内に入ると明治・大正・昭和時代の懐かしい雑貨や生活用品と家具が、所狭しに並んでいて客を迎えてくれる。　天井からは照明の乳白色や透明なガラス器が、名の知らぬ果実のようにぶら下がっている。　　ガラス戸棚の上からは陶器のビクター犬が、この店全体を監視するかのように、小首をかしげて見つめている。

ー店のご主人の話しによると〜
お客さんが出て行ってから、品物の入れ忘れに気付き後を追ったが見失ったとの事で〜
電話ですでに話しが通じていたので快く迎えられて、おまけの品までも頂いた・・ー

【場所】世田谷区下北沢の北口・・

雨中黄道行

１２月１３（木）は早朝から冷たい雨が降っていた〜
先月に予約をしていた（10時30分）調布市仙川のWクリニックに行く日でもあった。

コートを着て首にマフラーを巻き、傘をさしてバス通りをゆくと、車の往来が激しい時間で歩くには危なく、風に煽られ濡れて冷たいので、裏の道へと曲がった。
裏の道は住宅地と畑や雑木林が混在する田舎道となり、大きな敷地を持つ農家の竹林では小鳥達が群れて飛び交い、ギィー・チィチィと鳴き声が冷たく降る雨に弾けていた。

旧街道筋ではなかったかと思える大木の杉並木が続く道へ抜け出ると、黄色な道が向い側に延びていた・・・。その道の両側には畑地が大きく広がっている。
イチョウの並木道は大量の落葉が敷かれて明るく、濡れた畑の黒土と好対照で、黄色くつづく道を駅へと向う人が１人２人と通って行く。

ーこの辺りは武者小路実篤記念館の近くでもあり武蔵野の面影が残されている・・
実篤さんも生前は・・杖を手にこの場所を散策した事は確実と思われる・・ー

【場所】調布市若葉町のあたり

みつ豆＋抹茶アイス

いつも上野御徒町へはJRで来て〜帰りには東京メトロ銀座線を使う事が多い・・。
と言うのも上野広小路駅が松坂屋地下１階の食品街フロアと、直結しているからでもある。
このフロアで食料品など買物して帰る場合もあるが・・エスカレーターで地下２階に下りて本屋を覗いたり・・和のスイーツ店に立ち寄る事もある。

「みはし甘味店」〜この店に前回来たのは、夏の終わりか・・秋が始まった頃だった思う。
時には満員で外の椅子で待つ事もあるこの店で、今日はタイミング良く直ぐに席に座れて、熱いお茶をいただく事が出来た。
みつ豆に抹茶アイスをトッピングするのが好みで、今日も迷わず・・それを注文した。

運ばれて来た大ぶりの鉢に、カンテン、えんどう豆、ミカン、ギュウヒが盛られている。
この中身で嫌いな物は無いけれど、大きなアンズが２個入っていて、これを噛むと強烈な甘酸っぱい味がして、思わず眼が細くなってしまうのだ（私だけかな〜）。

ー隣のテーブルで品の良いご婦人達が、しる粉を召しあがっていた・・
それが旨そうで、冬でもあり、しる粉にすれば良かったかなと〜
それは次回の楽しみにして店を出て来た・・ー

【場所】上野松坂屋店、地下２階フロア

「アメ横にタッチ！！」

JR御徒町駅前から春日通りを越えた向い側に、アメ横のゲートが見えている。
ここの数メートルの横断歩道を最近は滅多に渡った事は無いが、今日は同行者が寄ってみたい店があるとかで・・渡ってアメ横のゲートを潜った。

市場とかマーケットなどを訪ね歩く事が好きな自分が、このアメ横に近年はあまり来なくなったのは、昔から知り過ぎている（地理的にも〜裏社会の恐怖をも・・）から。

Gパンと名付けたジーンズShop、スニーカーの店、ケータイShopなどを過ぎると〜
菓子問屋があり、干物屋がある・・その先からは生鮮食料品の生臭い匂いと、活気のある大声が飛び交う、魚屋の軒先がつづく・・・。

アメ横の中央にあるガード下（不忍の池之端から昭和通りへと通じる道）には・・
十代の頃から行っていたカウンター席だけの、でっかい餃子を喰わせる中華店がある。
小母さんが目の前で慣れた手付きで包んで焼いてくれる、今も時々行きたくなるのだ。
TVでもアメ横通うや、餃子好きタレントが紹介などする事もある・・。
今年の始め頃に、横尾英さんのブログ〜食べ物が満載のページに・・
上野でダリ展を見た帰りに、この店に寄って気に入り又行きたいと書かれてあった。

ー今日は菓子問屋のあたりで引き返して、松坂屋デパートにと向った〜
広小路交差点（日本初の信号機設置場所）から春日通り〜湯島天神方面を望むと・・
歓楽の巷では一足先に夜を迎えた景色を見せていた・・ー

【場所】台東区上野アメヤ横丁

JEWELRY TOWN 御徒町

新宿から中央線で神田駅〜山手線で御徒町駅ホームに午後２時過ぎに着いた。
そして駅の東側地域に広がる-Jewelry  Town-に足を踏み入れる。
日本全国から、今では世界各国からも集って来ている・・・
ジュエリー業界人が行き来するこの街筋には　当たり前の事だが関連するビルと商店が数多くの軒を並べている。　今月は年末でもあり各店とも人の流れが活発で、街も車も人も・・テンポアップの躁状態となっている。

「G」店はJewelryの総合的なビルとして、この街でも一番に目立つランドマーク的な存在と言える。　１＆２階は華やかでキラビやかなJewelry Shopとして客を招いている。
店内のエレベーターで３階に上がると、制作する為の材料＆工具マシーン・・その他が陳列して売られているフロアーがある。先月はここでガスに空気を送るエアーポンプを購入して、現在は溶接する時に使用している。

「S'」店は主にパールを取り扱う商店としてあり・・ここはShopとして出店され〜
素材としてのパールから、世界から集めた天然石などを使った製品も売られている。
「真珠の壁」店内ではパール各種の色彩が正に色とりどりの層になって壁面を埋めている。
その中から色・形状・サイズ大小と各種ある中で目的に合致するのを捜し出すには、時間を要する作業で、いま２人の女性が真珠の壁を手で触れて選び出している最中だ。

ー冬の日暮れは早い〜５・６・７の店々を渡り歩いて街角に立つともう暗い・・
影となった街に「G」店のX'masイルミネーションが輝きを見せていた・・ー

【場所】JR御徒町駅東ジュエリータウン