成城大学の正門前ストリートに来ると、冬の陽差しが直立するイチョウ並木の裸木を照らしている。
2月の寒風が、骨だけになった銀杏の枝先をヒューヒユと震わせて抜けてゆく・・。
太い木の根元に寄って、ガサガサと荒れて強ばった銀杏の表皮に触れると,意外な事にひんやりと清々しい湿った感触を掌に受けた。
季節ごとに様変わりする並木も一年前の晩秋は〜
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紅葉がとても美事だった。
今年ももうすぐにやってくる春には、芽吹いたばかりの若葉を身に付けた初々しい並木道が誕生する。
ー成城大の校門あたりには、受験シーズンの到来でもあり〜
父兄同伴でキョロ々と落ち着きの無い様子の若者の姿がある。
青い防寒コートを着た学園の職員が門近くに立って、訪れた父兄を誘導している・・
その白い手袋が目の奥に残った・・ー
【場所】世田谷区成城大前の道〜
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