われら地球上に住み暮らす動物は、その姿に合わせた巣を作ると古来から云われている。
でも人間達は生まれ育った国・地域・環境などに影響を受けてその土地に合致した・・
ライフスタイルで巣づくりをして、その時その時代に必要な家を建てて来た歴史がある。
そんな事を漠然と考えながら、自分が興味を持って撮影をして来たこの家を見ても〜
そこに住み暮らす人の家族像が全然見えて来ない・・。
まず建物1階の様子は塀で囲まれた堅実な構えを持つ木造モルタル造りになっている。
成城の閑静な高級住宅街の周囲の家々と、何の違和感も抱く事は無いのだが・・
視線を上に向けて2階の屋根&3階??を眺めると、そこには個性的な屋根が見える。
三角形の二重構造になっていて、頭頂部にはピラミッドの屋根or小部屋を乗せている。
2階の急勾配の南北の屋根上には横広に取った変わった形状のユニークな窓がある。
そして更に東西の屋根上には、良く見ると突起した三角の小窓(採光の)が確認される。
ー東京は何処の街に行っても、住居&マンションが蜂の巣に犇めきヒステリー化している、
自分はそんな東京に生まれ、そんな街に育てられて来たが、それが良いのか悪いのか・・
言い古された文句で〜カニは自分の甲羅に似せて巣穴を掘ると〜云う。
何処かの街で、横丁から路地へと横歩きしている自分がいるー
【場所】世田谷区成城・・
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