[Rappo' Land blog]

街はずれ’

Jewelry Townを歩いていると古色を帯びたガードの前に出た〜
そこから南の彼方には未だNewなアキバの高層ビルが姿を見せている。
手前に蔵前橋通りがあって、右に行けばメトロ末広町駅がもう真近い！！

この辺りはゴルフ用品を取り扱う店やデンキ部品の店とJewelry関連の店などが〜
混在して密集しているエリアで、何か埃臭い空気が漂っている。
ガードの手前から見上げると、七月の青灰色の空は、縦横に重なり合って走る電線によって、細長い短冊の形に千切られて見える。

向う側からガード下を疾走して来た小型トラックが、鉄サビた匂いをまき散らして私の横を通過すると、昭和通りの方向に車体を揺らして行き見えなくなってしまった。
このガード下は戦火を浴びたように、内部の壁と天井は闇のように真っ黒い。
西から射し込む光りが、通行人の背中を押すかの勢いで東のこちら側に溢れて来て・・
分散して光の粒となり、目映く感じてしまう程に強烈だ。

ー人口が密集する都会には、街はずれ’と呼ぶ場所はどこにも無い〜
自分が良く知っている場所から見て、少し外れたエリアをそう思うだけ。
だから人それぞれが感じて思う街はずれ’は確かにあるし、存在する・・ー

　【場所】JR御徒町〜秋葉原駅の中間・・

粋な小窓

小さな店の小さな窓にJewelryの作品があった・・。
それは黒蝶貝と白蝶貝のモザイク台座ステージにセットされている。
光に煌めく宝石をカウントするとダイヤ、ルビー，サァファイア、エメラルド、シトリン、etc・・・
Designはブローチ，リング、ペンダント，ピアスと精緻に作られている！！

写真で確認するとネック台に三連のブラックダイアNeckがあり、そこに輝くTopは〜
アレキサンドライトなのか・・硬度はルビー＆サァファイアに匹敵する宝石で・・・
不思議な魅力のある石で、昼と夜とで色が変化を見せるのです。

Jewelryワークは指先に乗る程のサイズの中に、多様でマルチなテクニックと・・
凝縮された時間を必要とする作業の結果に、輝きを持つ作品として誕生する。

ーこの店の場所はJewelry Townの南にあって、いつもは来ない地区なのだ〜
そんな知った街の知らない街の通りで、この粋な小窓に出会った・・ー

【場所】Jewelry Townの南

925’の棚

街で見かける男性の中にはSilverリング・ペンダント・ピアスで〜
身を固めるが如くジャラジャラと付けているのに出会ったりする。
最近は男子高校生までもがSilverジュエリーをしている。
繁華街を歩いても、ブティツクや雑貨店の窓でも見受けられる！！

[SILVER-925]---Silverの輸入製品を取り扱うこの店が、そのまま店名に使用している。
□Silver 925とは銀の純度を示す数値で、別名をスターリングシルバーとも言う。
□Silver 925％と銅の合金素材の意味なのです。
□純銀はそれ自体は白く軟らかな金属なので、少量の銅などを加える事によって・・
　強度を増して使用範囲が広がって、多方面に用いられている。

９２５の店内を改めて見回すと、いずれも銀の生産国からの輸入によるSilver製品が〜
店に置かれた棚の各段を多彩に埋めている。
東南アジアのタイやインドネシアからの製品もあり、メキシコの銀製品もあるが・・
アメリカからはトルコ石を使ったインディアンジュエリーがある。それら全てが銀の産出国であり、古くからの伝統工芸としての歴史を持つ国々なのが分かる。

ー民族色の強い製品の良さもあるが、今ひとつ敬遠される事も多くある〜
現代ではクロス・ハート・星など世界共通のアイテムもあり、ユニークなフォルムを捜しに立ち寄る。水晶のスカル直径15cm（インディージョーンズ）１５万で出ていたー

【場所】おかちジュエリータウン

ピコの窓

御徒町ジュエリータウンの地区内においては〜
パールを専門に取り扱う店が何店舗も存在する。
パールは古来より日本人に愛されている宝石の一つで〜
その質感は確かに肌理細かな日本女性に似合っている！！

【ピコ】〜はヒスイ通りにある店で、その店内の壁には糸通しされたパールが、幾筋も滝のように無数の流れをみせて展示されてある。そしてこの店はいつ訪れても来客数が多く、２つに仕切られた店内を客と店員が右へ左へ行き来する。

現在では世界各地から集まるパールの種類も多彩で、サイズの大小とカラーバリエーションだけでなく、フォルムにも様々なパターンが用意されている。
写真は店の外からの撮影でも、窓際の棚のガラス器に入れられた多種多様なパールがあるのが判断できると思う・・・。

ー楽しみでもあるが、目的とする色、型、サイズを選別する作業は〜
毎回のように時間を要するし、疲労を伴う結果となるのです・・ー

【場所】御徒町Jewelry Townひすい通り

７月の街で・・

JR御徒町駅はアキバ寄りの南口から出るとガード下になる〜
ガード下を東に抜け出ると、真ん前のビルに巨大な写真が掲げられている！！

[ART SPORTS]スポーツ用品店ビル壁面の２〜５階にかけてのビッグサイズが目に飛び込んで来る。以前までは女性ランナーの写真だったのが、気が付くといつ頃からか男子のテニスプレーヤーの躍動感があふれる写真になっている。
テニスのユニフォームは単純に白か紺のイメージと思っていたが、カラフルなスポーツウエアーを男子でも着用する時代になっている。
そしてその選手が強ければ、カッコ良く見えて来るのだから・・。

駅前の通りから離れて、ジュエリー街の密集地へと入って行く。
この界隈は７月になったからと云っても、特別の変化は見られない。
ただ今日はSALEの案内状が届いたその店と、新たにリフォームを依頼する店を捜す目的もあるので、いつもは行かない場所へと廻ってみようかと思っている。

ー７月の街は蒸し暑かったが、地下鉄車内は寒く上着のボタンをしっかりとかけた。
洞爺湖で地球の温暖化と、エネルギーに関する国際会議が開催されると言うのにー

「場所】台東区の御徒町駅近し

神田駅ホームの舳先

JR神田駅の山手線ホームは東京駅へと歩を進めると先端に近づくにつれて、ホーム幅がどんどん先細りになってゆき船の舳先’のようだ。
上にかかる屋根も同調して先細りを見せている！！

JR神田駅ホームは西から中央線の上りと下りホームがあり、階段を隔てた隣には山手線と京浜東北線が共有する上り下りホームがある。
それと別に一番東寄りにはホームはないが、上越新幹線と東北新幹線が静かにスルーッと通過してゆくラインが走っている。

神田駅の西側では街の再開発の工事が現在すでに進行中らしいが〜
確かに神田駅の東西には古い街並があって、表通りから曲がった幾筋もある路地から路地奥にと、老朽化した家屋が寄り集っていたりする場所がある。

ーいつもは階段口あたりで東京駅からくる電車に乗って次の秋葉原・上野に向うが〜
今日は少しの間ホームの先端へと行って、船の舳先にでも立った気分を味わった・・？
そこには鈍く光る鉄路の海原が広がっていた・・ー

【場所】JR山手線神田駅

のりかえホームの乱

駅ホームに電車が到着すると、降りる人と乗る人の波が〜
ホーム上でぶつかり合うと、熱気をはらんだ渦巻きが発生する！！

JR新宿駅中央線の東京行きホーム、午後１時３０分・・人波にもまれる。
この場所は中央線ホームで最南端の代々木駅寄りにあるエスカレーター乗り場。
ここの位置からエスカレーターで上れば埼京線への連絡が出来るし、甲州街道の新宿陸橋下を通過して新南口から新宿の街中に出る事が出来る。

新南口から「タカシマヤタイムズスクエア」高島屋デパート、東急ハンズ、紀ノ国屋書店ーサザンシアターの一帯が広がるエリアに、歌舞伎町とは全く違った人の流れがある。
中央線の車内では座る事が出来た、窓の外は左に大きくカーブして新宿御苑の樹木の緑がしばらく続くと、電車は四谷駅ホームにすべり込んで停まった。

ー東京には今年になって新地下鉄が又々出来て、新宿三丁目駅が大きくなったと〜
明治通りで数年にわたり工事中が続いていたには、この為だったのか・・・
残念ながら、この新路線には未だ乗ってはいない・・ー

【場所】JR新宿駅中央線ホーム

祖師谷のコロッケ

コロッケが嫌いだと云う人に、今まで会った事がない〜
年代に関係なく好きなコロッケは日本の国民食とも呼ばれている。
今日は砧にある図書館に寄った帰りに、そのまま自転車で評判のコロッケを買いに祖師谷商店街へとハンドルを切って向った！！

【鈴木精肉店】祖師谷で評判の松坂牛コロッケの店。
午前の１１時でもありコロッケ、メンチ、とんかつ・・各種類が香ばしい揚げたての顔を揃えて迎えてくれた。いつもは夕食にと思い午後の３時過ぎにゆくと、揚げ物は全てが売り切れで何も残っていない事が過去には何度もあったのだ。

写真で見るようにごく普通の値段だが、味はヴォリュームあるふっくらとした美味しさで幸福な気持ちにしてくれる、今回はコロッケ、メンチをそれぞれ少しまとめて買った。
この場所はウルトラマン商店街中程の角でもあり、巨大な祖師谷団地の入口にもあたるので、毎日のようにコロッケや揚げ物が夕方前に完売してしまうのも頷ける。

ーここのコロッケと浅草のペリカンのパンで作るコロッケサンドは最高だろう〜
パン屋で売られているコロッケパンのは、軟弱で油臭いコロッケが多くて不味い・・・
中には自家製の揚げたてをサンドする貴重な店もあるにはあるが・・ー

【場所】祖師谷ウルトラマン商店街

駅の南へ

夜の食事を終えてからウォーキングに家を出る〜
マンションの建ち並ぶバス通りを小田急線へと向う！！

駐車場がだだっ広い未だNewなコンビニ前に出たが、ここは１年前まではガソリンスタンドだった場所で、車での利用客を対象にしているらしく店舗の５〜６倍のパーキングが用意されている。大きな屋敷が続くと商店も無くなり、道は暗くなって成城の街は角の外灯と家の門灯の明かりだけのみが道を照らしている。

小田急の線路が近くなると急に明るくなった照明の中で、夜間の道路工事が行われていた。そこから急な不動坂をカーブして下れば、野川の水辺に直ぐに出られる。
不動橋に立つと狛江から多摩川に向っては、瞬く街の灯が遥か彼方まで遠望できる。
小田急線の上を越えて駅の南口へと更に歩を進めてゆくと、神田と蒲池の２枚の表札があるのは松田聖子さんの自宅で、街並となじんで静かな夜の中にあった。

踏み切りからの通りを駅へと信号を渡り切ると、ちょうど夜の１０時を過ぎた・・。
角の新しいマンション１階のコンビニでは、窓から見える限りスーツを着た客の姿が多い。
そのまま目線を上に向けると美容院らしく、ゆったりと広いスペースで未だ営業している。
駅の南口に真近いこの通りにはバス離発着場と銀行も書店もありで、ファミレスなどチェーン店の幾つかが集まって来ている・・。

ー駅前の信号を渡って来る人達をケンタッキーの親父さんが笑顔で誘っている〜
店前のデリバリー車は１台を残して出払っているが、店内は空いているようだ今夜はー

【場所】成城学園駅〜南